
未来ニュースなどというものは、未来になれば分かるのだから集める必要はない。
が、捨てることができずに、ついついためこんでしまう。
All About 「収納」捨てられない紙袋を仕分け整理する
All About 「収納」捨てられない衣類をリストラする基準
さて、昨日書いた、明後日のニュースの続報である。
台風16号は900ヘクトパスカルという、日本に接近した台風では史上最強レベルのはずであった。
確かに沖縄辺りまではそうに違いなかっただろうが、その前評判に反して、最大風速は月並みであった。
また、不思議なことに海水温は非常に高いため強い勢力のまま朝鮮半島に近づく可能性が大きかったものの、東シナ海途中から945ヘクトパスカル。さらに970ヘクトパスカルと一気に勢力が衰えていった。
ただし、この北側に伸びる前線により、高麗国に山崩れなど甚大な災害を与えたことに変わりはない。
台風は沿海州に沿うように北北東へと足を速めた。
このコースはかつての洞爺丸台風にも似て、一気に北海道を覗くと思われたが、北海道のはるか北を通り、猛烈な温帯低気圧となり千島列島へと去っていく。
ときならぬ豪雨は、高麗国の果樹園、畑を飛ばした。
針葉樹林は、相次いで山から流れ落ちた。
もともともろい土壌だったが、台風が来る前に降っていた前線の雨で、山が一気に流れてしまったのである。
もともと庶民の生活は飢饉状態で、海外からの援助なくしては生きていけない国に、さらなる天災が追いうちをかける。
こうなったら、生きる道は外からの調達以外にあり得ない。
東海国からの遊戯マネーだけでは、特権階級の飯さえ危なくなってきた。
兵士たちへの麦、粟、ヒエもままならない。
出るか!
指導者は、本気で考え始めた。
★今日の教訓
天気図さえも、おかしなものがある。
900ヘクトパスカルもの勢力のあるものが、いくら陸に近づいたとはいえ、これほど一気に衰えてしまうものだろうか。
3日後の私は、そう考えている。