
インターネットニュースと言われる、かなり眉唾してかからないといけないお話に、理研が藻を使って90%近くのセシウムを除染とかいうものがあった。
除染などは現在の科学ではできるはずがないから、どういったことが書かれているのだろうと流し読みした。
予想通りではあった。
藻類にセシウムを吸着とかいう表現が今一つわからないが、おそらく吸着ではなく吸収のことだろう。
海水中の無機物を取り込む際に、セシウムなども一緒に取り込んで栄養源とすることを意味していると思われる。
そのようにして取り込まれた微量元素の中に、たまたま放射性セシウムも含まれているということなのだ。
おそらくこの考えは間違ってはいないだろう。
と、すればですよ。
これって、除染じゃないですがな。
ウランなどで高性能の遠心分離器を使うと同じように、濃縮でしょ。
違うのかなあ。
どうも、国語力が落ちてきたようです。

ところで、こうした濃縮は、藻でもよいでしょうし、ミミズでもいいのでは?
まあ、扱いやすさからすると藻となるのかな。
クロレラにしろケイソウにしろ、まだ人間には使いこなせない細胞壁があり、かえってこれがなんらかの役にたつこともあるのでしょう。
陸上なら、イチョウとかアルファルファなんてどうなんでしょうかね。
動物ならシロアリ、ゴキノスケあたりが、立派に濃縮をしてくれる気がしまする。