私事ですが、先週親戚に不幸があり
お葬式に参列しました。
私にとって韓国のお葬式はドラマで見ただけで参列は初めてだったのですが、
さらに田舎の伝統的なお葬式だったので余計にあたふたしました。
お葬式なので不謹慎かと思い写真などは撮る気は1ミリもなくいたのですが、
意外と周りの人たちがパシャパシャと撮ってたので驚きました。
そこの村でも10年ぶりに行われる伝統的なお葬式だったようです。
韓国は3日葬(サミルチャン)と言って故人が亡くなられてから
3日3晩、家族、親戚など弔問客にご飯をふるまうそうです。
私達が到着したのは夜で(ソウルから5時間かかった;;)
その日はご挨拶と故人やそのご家族にチョル(おじぎ)をして
ふるまっていただいた食事を食べました(メインはユッケジャンが基本らしぃ)
翌日朝からまた食事を食べ、その後は、チェサ(祭祀)と告別式をして
あとは棺を山のお墓まで運びます。
まずは故人自宅前でチェサ(祭祀)を。
このとき、アイゴーアイゴーと泣く儀式?も行われました。
その後、伝統的なお葬式のため
故人の自宅付近から、棺をのせた派手なもの(言うならばだんじりのような感じ)をお山のお墓まで引っ張っていきます。そこを親族たちがぞろぞろとついていくといった感じです。(途中、故人がよく訪れたところの前でもご挨拶のようにチョルをします)
だいぶ簡素化されたそうですが、それでもだいぶ長いなぁというのが印象的でした。
20分ほど歩いたと思います。
その後、お山のお墓についた!と思ったら
棺を埋める作業です。(ここでひたすら2時間くらい待った)
2時間後、この形↓になったらようやく、
お墓の前でチェサ(祭祀)をして
親族一同お墓の前で写真を撮って終わりでした。
(お墓の前で写真を撮っていいのか?とちょっと不思議でした。)
(写真お借りしましたがこのようなお墓です)
この日、何回チョルをしたのか分かりませんが、だいぶしました。
喪服(黒のチマチョゴリみたいなの)が土でどろだけになりました。
でも、故人がお空で安らかに眠れるようお祈りとこれからお守りくださいと何度もお願いしておきました。
最後に、家族から
「もっとあずが写真撮るのかと思ったのに撮らなかったねー
うちらもはじめての伝統的なお葬式だし文化体験なのに」といわれ驚きました。
「え、やっぱりお葬式だから撮ったらだめかと思い。。。」と言ったら
「かまへんかまへん!写真撮ってもかまへん!」(関西弁で言ってるように錯覚しました)
そんな感じでした。
長くなりましたが細かいことは省かせて頂きました。
以上です。。