blindness-freakのブログ
こんにちは、 わたしは全盲の視覚障害の男です。
簡単に言えば、見えているということは、
目を使って、周りの人や物の形や色を分かるということ。
そしてそのことを使って、動き食べ、寝るということ。
この世にあるほとんど多くのことを、目に頼って暮らしているということ。
その機能を失うということは、見えている人にとっては計り知れない絶望と悲しみをもたらすということかもしれない。
ここまでがわたしがいま分かっている、見えているということの理解です。
健常者の皆さんが見えているということを真剣にどんなことなのかを、突き詰めては考えないのと同じように、
わたし自身も、見えないというのはどういうことなのかを完全り理解し、説明することはできないかもしれません。
極々当たり前な世界過ぎるのです。
出典は覚えていないのですが、哲学的には、見えている世界を、もともと見えていない人に説明することは不可能だという結論が出ているらしいです。
では、わたしたちは全くパラレルな世界を生きているのでしょうか?
わたしはそうでもない、と思います。
健常者の方が思っているよりは、神秘的ではなく、・何でもありな平凡な世界かもしれません。
少なくともわたしは、この世界を楽しんでいます。
これから書く内容については、変わることもあると思います。
全盲である以前に人間として生きることのほうが大切なのかもしれません。
それも踏まえたうえで、私自身の体験や考えを書いていくつもりでおります。

