こんにちは、

 

ブラインドコミュニケーション研修ファシリテーターの常瑠里子です。

 

先日PR会社さんにて

ブラインドコミュニケーション研修を実施させていただきました。

 

 

 

研修のファシリテーションをする上で、

私がもっとも気になることの一つが社員同士の関係性です。

 

そして、研修が始まるまでのわずかな時間は、

その関係性について把握する大切な時間でもあります。

「上司と部下の関係は?」

「同世代同士の関係は?」

「研修が始まるまでの間、どんな会話をしている?」

 

一つ一つのやり取りにしっかり耳を傾けて、

ファシリテーションの中でどのような質問や提案を投げかけて行くか決めていきます。

 

今回は、社員さん同士和気藹々とされていて、和やかな雰囲気で研修はスタート。

 

私が一つ質問を投げかけると、波紋のように会話がどんどん広がって行きます。

反応の速さや適格さに「さすがpr会社さん」と感じる場面が何度もありました。

 

途中二人組になってペアーでワークをする場面では、「一から十まで全て説明してもらえないと不安になる」というAさんと「相手に全て一任するのが信頼」と考えるBさんの価値観がぶつかるシーンもありました。

 

何が正解で何が間違いで何が正しくて何がダメで・・・、といった答えはコミュニケーションにはありません。ただ、その時々「相手が何を感じているか」をしっかり受け取り受け取った感覚をまた相手に返すことでコミュニケーションは円滑になり、人間関係も深まって行くと私は考えています。

 

研修の最後には、「相手に内容が伝わっているか確認しながら話すように心がけていきたい。」や「事実だけではなく、その背景も伝えるように意識して行きたい。」など、今後取り組んで行きたい課題を一人ずつ発表いただきました。

 

皆様、本当にありがとうございました。

 

ブラインドコミュニケーション研修の内容はこちら

 

http://blind-communication.net