「やまびこ山荘」で休んでいるときに看板を覗いているとその看板に「八ヶ岳の眺望景勝地」と書いてあるのに気が付いた

八ヶ岳の眺望景勝地?そこはきっと・・・あそこに間違いないと思った。

実は60年以上前のこと。

高校の時、1番下の弟(小学6年)を連れて2人で「入笠山すずらん小屋ユースステル?(記憶ではこんな名前)」に泊まったことがある。

(注)今回泊まっている入笠山湿原ユースホステルは名前は似ているが、全く別である)

その時は3泊したが、そこはもうなくなってしまった。

60年以上前だからないのは当然だろう。

ところが、山の形は大方、変わることはない。

八ヶ岳の眺望景勝地は、当時の記憶にある、あそこだと思った。

あそことは、私は弟と中央線青柳駅から、ずっとずっと砂利道の林道を3時間以上も上ってきたときに1人のおじさんが「こっちに来てみろ」と声をかけてくれた。

そこへ行き岩に上ると、その景色に圧倒された。

3時間の疲れを癒してくれる、すごい眺めだった。

街が眼下に広がり大きな八ヶ岳が正面にそびえる。

「ここに乗れば見える景色は飛行機に乗ったのと同じだよ」とおじさんが教えてくれた。

そんなところだった。

 

当然ゴンドラなど全くない時代のことである。

休んでいるうちに・・・

「あれ、あれ、あれ。もしかしてここ?」・・・ハットあることに気がついた。

間違いない。きっとそうだ。

むかし泊った。そこが目の前の「やまびこ山荘」と気が付く。

家の形は覚えていないが、前に広がるスズランの湿原は、当時を思わせる。

スズランの湿原は現在は木道が付いており、入れるようになっている。

昔はそんなものはなく、ただただくぼんだ形の湿原だった。

間違いなくここに泊まった。60年たっても、そこは、朽ちれれること無かったのだ。

再開を果たしたようで、なんとなく嬉しくなる。

スズランが 遠い昔を  呼び起こす