書き出したら止まらない。笑
モンテッソーリとは①の続きです。
ハイハイやつかまり立ちをする子供には、環境を整えてあげる、っということを書きましたが、歩き出したり、赤ちゃんから子供へ成長したら、どうすればいいの?
子供は繰り返しすることが大好きです。ダメっと注意しても、また繰り返します。
ダメっと言わない為には、よ~く子供を観察してください。
歩き出した子供には、体いっぱい動ける環境を。階段の上り下りも危なっかしいですが、手と足を上手に使って身体能力やバランス感覚を高めてます。
家にそんなスペースがないというお父さん、お母さんには...
「運び屋さん」をさせてあげてください。
洗濯物を運んだり、スーパーの袋から野菜を取り出したり、モノを運ぶお手伝いです。ゲーム感覚で楽しいのはもちろん、ありがとうっという言葉をかけることもできますし、お手伝いをすることで家族の一員であることを実感します。
子供を観察し、何を繰り返ししているか、何に興味をもっているかを見つけてください。
モノを何度も落として遊んでるようなら、貯金箱のようなおもちゃがいいかもしれません。手から離れることを楽しんでいるのか、モノが落ちたときの音を楽しんでいるのか、モノが落ちた後の動きを楽しんでいるのか、子供それぞれ違ったことに興味を持っています。
子供が成長するお手伝いをすることが、大人の役目。観察することで、何を必要としているのか、どの成長段階にいるのか、自然にわかるようになります。
子供は、大人が教えるのではなく、自ら学びます。
モンテッソーリでは、子供は空っぽのバケツを持って生まれるのではなく、チューリップのような球根を持って生まれると考えます。
空っぽのバケツを持って生まれたら、大人がいっぱい教えてあげる、詰め込み式の教育になります。
球根を持って生まれたら、プログラムがすでに中にありますが、何色に咲くかはわかりません。適切な場所に植え、適切な時にお水をあげます。子供も一緒で、環境を整え、適切な時に適切なものをあげる必要があります。それが大人の役割です。
育てるのではなく、育つ(自動詞)。
命のプログラムの邪魔をせず、助けてあげる必要があります。
少し哲学的になりましたが、子供をどのように見るかで、接し方も変わります。
今までどのような見方をしてきたかではなく、これから子供にどう接するか、を少し時間を取って考えてみて下さい。
私が大学時代に幼稚園で実習していた時、DON'Tは使わないように気をつけていました。ダメっと言われてても、子供はどうしていいのかわかりません。
どうして欲しいのか、それを直接伝えてあげてください。
走ってはいけないところで走っていたら、走らない‼っと否定をするのではなく、ゆっくり歩こうね♪っと正しい行動へと促してあげてください。
次は、モンテッソーリが見つけた成長の段階について詳しく書きます。
これを知ってるだけで、子育てに余裕が持てるはずです♡