N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -456ページ目

その後


その日から早一週間。
世界は大失望で揺らいだ。
それはアメリカ大統領選挙。
世界各地での暴挙に暇の無いブッシュ政権。
アメリカの良心を固く信じていた世界は、
開票が進むにつれ固唾を呑んだ結果に、見事にズッコケた。
世界中がコケにコケた。
そう、小泉やブレア以外は。

投票日翌日にブッシュが勝利宣言してから、
世界各国メディアはブッシュ支持の51%のアメリカ国民に向け、
一斉に目に見える批判・ヤジる見出しで対抗した。
インディペンデントは、テロに処刑された人々や、
爆発時の写真を入れた「あと4年も」の見出しで一面を飾った。
NYタイムズは「バカの選択」と自国を憂いた。

どれも皆、アメリカ国民は世界に向かって
ワガママなブッシュを後4年自分達の代表として
明確に打ち出したと非難している。
そりゃそーだ。
国連の会費をずっと滞納してるにも拘らず、
いつもデカイ顔して我が物顔で勝手に色んな事決めて、
その上国連をバカにした形で身勝手極まりない行動をとって、
国連決議を待たずに正当な攻撃だと主張して、
イラクを攻撃して街を壊しておいて、
その後アメリカだけで復興出来ないと試算されると、
アメリカ支援国である日本を筆頭に、
イギリスにも復興支援金の負担を強いている。
もう、これだけでもムカッ腹が立つ。
ゴルァァァッ、何をほざいとんねんっ!だ。

毎回大統領選が有る毎に、発表される表が有る。
それは各州のIQ値だ。
日本の国勢調査みたいに調査されているので、
各州のIQ値が選挙の際に発表されるのだ。
もっちろん、投票陣営毎に色分けされて...♪

文字通り国を2分した今回の選挙は、
見事にIQ値もくっきりと分かれた。
ニューヨーク、カリフォルニアを筆頭に、
IQ値上位州である東海岸と西海岸の州は、
全てケリー支持でケリー側に選挙人を送った20州。
一方テキサスをはじめとする中西部各州は、
IQ値下位州のブッシュに選挙人を送った31州。
1-21位迄の内、20位以外がすべてケリー支持。
ブッシュ支持31州の内、一番高い順位は20位だったのだ。
(選挙結果地図参照)

地図上の青色の州がケリー選出、
赤色の州がブッシュ選出の州だ。
要するにケリーを選んだのは知識人、
ブッシュを選んだのはアホという訳だ。
またケリー・ブッシュ両支持者のIQを別々に測った場合も、
同じ結果が出ている。
IQは高くてもケリーを大統領に出来なかった失望の中、
こんなアメリカに失望してカナダ移民を真剣に考え、
カナダの移民関連ホームページを閲覧したり、
あちこちで発言する人が一気に増えた。
そして遂にケリー支持者達が自分達の言い訳+お詫びの意味を込め、
「世界の皆さんゴメンねサイト」を立ち上げた。

「世界の皆さんゴメンねサイト」には、
反ブッシュ派の沢山の写真が全米から寄せられており、
世界各国に51%のアホ国民に代わって謝っているのだ。
「ゴメンね、出来るだけの事はやったんだ」
「全米の49%はまだブッシュが嫌いなんだ」
「私を信じて!国民の半分が大ボケ野郎だったの、ゴメンね」
「めっちゃ、ゴメン!!正直にしてみたんやけど...」
「世界の皆さん、アメリカを嫌わないで」と平謝り。

そして冒頭の写真は、
「世界の皆さん、私は有権者登録をして、
選挙資金を募金して、メールを書いて、宣伝をして、
請願書を書いて、みんなの家を回って、
皆の意見を待って、投票したの。
でもゴメンね、国民の伴侶はケリーじゃなかった」
今更謝られてもね...。

取り敢えずこの4年間に「魅力的な」次期大統領を見つけるのが、
当面のアメリカ国民への大きな宿題。



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