実は無かった
先週の7月11日、
或る店がマンハッタンにオープンした。
そう、勘のいい人はお判りの筈。
セヴン・イレヴン・マンハッタン支店だ。
7月11日11時に、
7フィート11インチ(2m40cm)のバケットで作ったサンドイッチに、
セヴン・イレヴンの役員がナイフを入れて切り分けるセレモニーで、
このマンハッタン支店はオープンした。
(アメリカ人でも、縁起担ぎするんだネェ)
セヴン・イレヴンはアメリカから日本へ来た企業なので、
日本人の感覚からすれば日本のコンビニの如く、
全米中彼方此方に有ると思うだろう。
しかし実際は違う。
日本人感覚でいけば、
リサーチ上の便のいい所であれば、
数百メートル以内に何軒かのコンビニが有ると思う。
しかし、アメリカでコンビニが有る所といえば、
紛れも無い田舎で、都心にはほぼ無い。
そう、ここアメリカには、コンビニ=田舎の方程式があるのだ。
この20年以内にマンハッタンに来られた方は、
一度たりともアメリカのコンビニを見た人は居ない筈だ。
だって、23年前に完全に無くなってたからだ。
そう、その後1軒もコンビニは無かったのだ。
私も相方も完全撤退後にニューヨークへ来たので、
二人ともマンハッタンでコンビニを見た事は無かったのだ。
まさに、「うっそぉぉぉぉぉ!!!!」って感じだ。
近辺のNJとブルックリンには有ったが、
マンハッタンにはコンビニが1軒も無かったのだ。
勿論、無くても困る事が無かったからだと言える。
ローソンやミニ・ストップなどの日本のコンビニなら、
どんどん攻勢を掛けていくのは間違いない土地柄。
でもなかったのは、何故か??
それは既存のデリやコーヒー・ショップと、
商品構成が重なる所が多いから。
マンハッタンには無数のデリやコーヒー・ショップがあり、
皆行きつけの店を持っていたりする。
事実、私の周りの人間は、
毎日同じ通勤経路で同じ味のコーヒーを買い、
毎日同じ店で新聞を買い、
毎日同じ店でサンドイッチやバーガーを買い、
毎日同じ店でおやつのドーナツやペイストリーを買う。
あれも、これもという浮気な事は余り思わない。
それが一般的なアメリカ人の姿なのだ。
勿論そういう所を持たない人も居るが、
外人って日本人みたいに移り気な事はなく、
いつもの店でいつもの商品を買う人が7割以上居る。
日本で言うなら、オジサンの日常の買い物みたいな物。
自分の気に入ったものなら、何十年も変えずに買い続ける。
そんな、ある種頑固な人達を相手に、
日本のコンビニほど商品開発に力を入れておらず、
数週間での商品の入れ替えで棚の奪い合いをする様な事も無く、
大した特色も無い、どこででも買える様な商品を並べる、
アメリカのコンビニは悪戦苦闘するのだ。
この23年ぶりに出来たコンビニには、
日本のコンビニのパン・弁当コーナーに有る様な、
ランチタイム用のスナック類と、
ポテト・チップスなどの菓子類が置いてある、
やはり日本同様のつくりの店舗。
普通のパン・ドーナツ・マフィン・ペイストリーは勿論、
ホット・サンドイッチ、パニーニ、ホットドッグ等のホット系、
サンドイッチ、サラダ、カット・フルーツ等のコールド系、
そしてニューヨーク限定で、寿司弁当も販売。
当然コーヒー、ソーダを始めとするソフト・ドリンク類も販売。
またここでは漸くアイス・コーヒーやフラッペも販売されているので、
高いスタバやプレップのコーヒーを買わなくてもいいし、
ただのコーヒーだけでなく、カプチーノまで販売するのだ。
日本と唯一違う事は、生活雑貨類は販売していない事だ。
流行り廃りの早いニューヨークに、秋にももう1店舗オープン予定。
シカゴ、フィラデルフィア、ボストンの中心部店舗を、
参考にして作られたマンハッタン支店。
本や新聞のようにどこで買っても同じ物じゃなく、
その店の個性が強く出る食料品で勝負する。
嗜好の強いニューヨーカーに何処まで通用して、
どれだけの顧客を獲得できるのか?
これからのアメリカのコンビニ業界の問題になるだろう。
今度ニューヨークに来られる事があれば、
是非覗いてみて欲しい。
本当は、不便なセヴン・イレヴンを。
そして帰国して、こう思うだろう。
「ああ、進化したコンビニで良かった」と。
7-ELEVEN Manhattan
107 East 23 Street
或る店がマンハッタンにオープンした。
そう、勘のいい人はお判りの筈。
セヴン・イレヴン・マンハッタン支店だ。
7月11日11時に、
7フィート11インチ(2m40cm)のバケットで作ったサンドイッチに、
セヴン・イレヴンの役員がナイフを入れて切り分けるセレモニーで、
このマンハッタン支店はオープンした。
(アメリカ人でも、縁起担ぎするんだネェ)
セヴン・イレヴンはアメリカから日本へ来た企業なので、
日本人の感覚からすれば日本のコンビニの如く、
全米中彼方此方に有ると思うだろう。
しかし実際は違う。
日本人感覚でいけば、
リサーチ上の便のいい所であれば、
数百メートル以内に何軒かのコンビニが有ると思う。
しかし、アメリカでコンビニが有る所といえば、
紛れも無い田舎で、都心にはほぼ無い。
そう、ここアメリカには、コンビニ=田舎の方程式があるのだ。
この20年以内にマンハッタンに来られた方は、
一度たりともアメリカのコンビニを見た人は居ない筈だ。
だって、23年前に完全に無くなってたからだ。
そう、その後1軒もコンビニは無かったのだ。
私も相方も完全撤退後にニューヨークへ来たので、
二人ともマンハッタンでコンビニを見た事は無かったのだ。
まさに、「うっそぉぉぉぉぉ!!!!」って感じだ。
近辺のNJとブルックリンには有ったが、
マンハッタンにはコンビニが1軒も無かったのだ。
勿論、無くても困る事が無かったからだと言える。
ローソンやミニ・ストップなどの日本のコンビニなら、
どんどん攻勢を掛けていくのは間違いない土地柄。
でもなかったのは、何故か??
それは既存のデリやコーヒー・ショップと、
商品構成が重なる所が多いから。
マンハッタンには無数のデリやコーヒー・ショップがあり、
皆行きつけの店を持っていたりする。
事実、私の周りの人間は、
毎日同じ通勤経路で同じ味のコーヒーを買い、
毎日同じ店で新聞を買い、
毎日同じ店でサンドイッチやバーガーを買い、
毎日同じ店でおやつのドーナツやペイストリーを買う。
あれも、これもという浮気な事は余り思わない。
それが一般的なアメリカ人の姿なのだ。
勿論そういう所を持たない人も居るが、
外人って日本人みたいに移り気な事はなく、
いつもの店でいつもの商品を買う人が7割以上居る。
日本で言うなら、オジサンの日常の買い物みたいな物。
自分の気に入ったものなら、何十年も変えずに買い続ける。
そんな、ある種頑固な人達を相手に、
日本のコンビニほど商品開発に力を入れておらず、
数週間での商品の入れ替えで棚の奪い合いをする様な事も無く、
大した特色も無い、どこででも買える様な商品を並べる、
アメリカのコンビニは悪戦苦闘するのだ。
この23年ぶりに出来たコンビニには、
日本のコンビニのパン・弁当コーナーに有る様な、
ランチタイム用のスナック類と、
ポテト・チップスなどの菓子類が置いてある、
やはり日本同様のつくりの店舗。
普通のパン・ドーナツ・マフィン・ペイストリーは勿論、
ホット・サンドイッチ、パニーニ、ホットドッグ等のホット系、
サンドイッチ、サラダ、カット・フルーツ等のコールド系、
そしてニューヨーク限定で、寿司弁当も販売。
当然コーヒー、ソーダを始めとするソフト・ドリンク類も販売。
またここでは漸くアイス・コーヒーやフラッペも販売されているので、
高いスタバやプレップのコーヒーを買わなくてもいいし、
ただのコーヒーだけでなく、カプチーノまで販売するのだ。
日本と唯一違う事は、生活雑貨類は販売していない事だ。
流行り廃りの早いニューヨークに、秋にももう1店舗オープン予定。
シカゴ、フィラデルフィア、ボストンの中心部店舗を、
参考にして作られたマンハッタン支店。
本や新聞のようにどこで買っても同じ物じゃなく、
その店の個性が強く出る食料品で勝負する。
嗜好の強いニューヨーカーに何処まで通用して、
どれだけの顧客を獲得できるのか?
これからのアメリカのコンビニ業界の問題になるだろう。
今度ニューヨークに来られる事があれば、
是非覗いてみて欲しい。
本当は、不便なセヴン・イレヴンを。
そして帰国して、こう思うだろう。
「ああ、進化したコンビニで良かった」と。
7-ELEVEN Manhattan
107 East 23 Street