N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -189ページ目

未来への教育

クリスマスはマンハッタンのアパートの大家さんと、
ディナーの約束をしていたので、
相方を放置してそそくさとそれに出掛けてしまった。
(相方の帰宅時間が読めなかったので、約束の段階で放置プレイ決定)

クリスマスに大家さん・娘・孫の三人に加え、
今年は上階に住むキャサリンさんと言う、
同じアーティストのおばあさんに、
孫の日本で言う学童保育の学校の講師をして居る、
カークさんというちょっとガーリー(girly)なおニーサンが来ると聞き、
それだけでちょっと嬉しくなった。

以前このカークさんと娘の三人で夕飯を食べに行った時、
とってもいい印象を私に与えてくれたが彼。
私達が食事する前の週に友人との二人旅行で、
日本からの帰還を果たしたばかりだったので、
日本人の私と色んな事を話したかったと言うのだ。
私は日本で経験した色んな事についての疑問を、
私に質問して答えを見つけたいのだと思った。
そして案の定その予想は的中した。

日本滞在中、友人と彼は色んな所を訪れる度、
日本の生活水準の高さ、
教養の深さ、またそのレヴェルの高さに驚いたと言った。
子供達と日々接している彼は、
それを実行したいと以前から考えていた様で、
どうしたらそういう事を子供に教える事が出来るのかと、
その食事会の間に何度も尋ねて来た。

「大人達がハイスタンダードな事を普通にこなす様にして行けば、
子供たちはそれが普通の事だと思うから、
それを実行すれば良いだけだ。
但し、それには大人がもっと利口にならなければならない」
とその度に私は答えていたが、
それが一番難しい事だとも教えた。

chocola scone
 食事後のお茶の時に摘む為に焼いた、直径5cm大のミニ・チョコチップ・スコーン。
 2皿持って行ったけどみんなおいしいと言って沢山摘んでくれた。


アメリカは多くの移民を受け入れる国だから、
所謂アメリカン・ドリームのチャンスを手にすることも出来る国だ。
しかし同時に夫々に全く異なったバックグランドを持つ人々の中で、
日本みたいに単一民族で何千年も暮らしている国と同じ事をするのは、
決して簡単なことではない。

世界に類を見ない国だからこそ西洋諸国の人々は、
「神秘の国」と私達の国の事を呼び、
だからこそ保たれた文化や水準だとも私は思っている。
なので最後にその言葉を付け加えておいた。

今夜彼に会っても彼は相変わらずで、
日本のそれに近づける為の実験を始めたと話してくれた。
諸問題が有るのでそれを片付ける糸口を見つけたいから、
相談に乗ってくれと言われたので、
結果的には孫の為、その他の孫の友達の為になると思い、
二つ返事で引き受けた。

勿論、私は教育者としての資格やスキルを持ち合わせないので、
(有るのは近所の子供を20人程面倒を見た事だけ??)
簡単なアドヴァイスにしかならないだろうけど、
是非生活の知恵や考え方を取り入れて欲しいと思う。
そうすれば、このド田舎国家の将来は、
多少は安定するかもしれない。