「ありのままでいい」って、
どういうことか知ってますか。
「ありのままでいいよ」
この言葉を聞いて、ほっとする人もいれば、
どこかモヤっとする人もいるかもしれない。
「本当にそれでいいの?」
「変わらなくていいってこと?」
「それって、ただの甘えじゃない?」
私自身、そんなふうに感じたことが何度もある。
心理学では、「ありのまま」に近い概念として
自己受容(self-acceptance)がある。
これは、
できている自分を肯定すること
ではなく
できていない自分を許すこと
でもない。
今の感情・思考・反応を、評価せずに認めること。
「また不安になってるな」
「今、怖がってるな」
「私、ちょっと自分を責めてるな」
それを
良い・悪いでジャッジせず、
「そう感じている自分がいる」と理解すること。
実は、心理学の研究では
自己否定が強い人ほど、変化しにくい
ということがわかっている。
皮肉だけど、
「変わらなきゃ」と自分を追い詰めるほど、
人は変われなくなる。
自分を批判したり、責めたりしているとき、
脳の中ではこんなことが起きている。
扁桃体(恐怖・不安)が過剰に反応
脳は「危険だ」と判断
生き延びるための防衛モードに入る
この状態では、
学習・創造・挑戦を司る
前頭前野はほとんど働かない。
つまり、
「変わろう」と必死なときほど、脳は固まる。
一方で、
「今の自分でも大丈夫」と感じられたとき。
扁桃体が落ち着き
副交感神経が優位になり
前頭前野が働き出す
脳はようやく、
「選択する」「考える」「動く」余裕を持てる。
変化は、安心の上にしか起きない。
「ありのままでいい」のよくある誤解がこれ。
「ありのままでいい=努力しなくていい」
「ダメなままでいい」
でも、これは本質じゃない。
本当は逆で、
ありのままを否定しないからこそ、自然に変われる。
例えるなら、
ムチで無理やり走らされる馬と、
水と草がある場所に導かれた馬。
では、なぜ「ありのまま」が怖いのか。
「ありのままでいい」と言われると、
なぜか怖くなる人も多い。
それはきっと、
嫌われた記憶
否定された経験
認められなかった過去
と、心の中で結びついているから。
脳はとても優秀で、
「昔の痛み=今も危険」
と判断してしまう。
だから
ありのまま=危険
という錯覚が生まれる。
でもそれは、
あなたが弱いからではなく、
脳があなたを守ろうとしているだけ。
いきなり「私はありのままでOK!」と思えなくてもいい。
まずは、これだけで十分。
「また自分を責めてるな」
「そう思う理由があったんだよね」
それだけで、
脳は少しずつ「安全だ」と感じ始める。
それだけで、十分。
安心・安全が
変化を赦すから。
いつもありがとう❤️
愛を込めて🥰
