ようこそいらっしゃいませ
はじめましての方へ
２月にカウンセリングを始めて
少しずつお話を聴かせて頂いているところへ、
ご縁があって子育て支援の家を主宰する方とつながり、ボランティアで参加するようになりました
夏頃には保育の現場でも微力ながらお手伝いする予定で、
まったく予想もしない展開になっています。
子どもや親御さんと触れ合いながらカウンセラーとしての学びがあるようで、人生一直線ではないのですね
そんな先日、
若いママさんが話してくれました。
「子育てで疲れて、友人の精神科医（男性・独身）にこぼしたら、
『いつまでも続くわけじゃないし、それで死ぬわけじゃないから』
って言われて、ものすごく頭にきたんです。
お前に言われたくないよ！って」
と、また怒りを甦らせるママさん
その男性は精神科医ですが、ここでは友人の気軽さで彼女に返したのかもしれません。
またどこかで、
それぐらいのことで何言ってるの？
こっちはそんなもんじゃないぞ！
もっと大変な中で生きているんだ！
という男性目線もあるような気がします。
それにしても、
出ているのは男性と女性の思考の違いですね。
男性脳・女性脳の話にも出てくるように、
男性は問題解決思考で女性は共感優先。
基本女性は困っていても問題を解決してくれ！
と言っているのではなく（切迫した場合は別ですが）、
いまこの状況をわかって欲しいだけで、
大変なんだな
辛いんだな
そうだよね
と、汲み取ってもらえるだけでも気持ちが楽になるのです。
その男性は励ましたつもりかもしれませんが、
ママさんにしたら当然の答えをされて
むしろ絶望的な気持ちになったのです
ママさんは
「友人は独身だからわからないんです」、と言っていたけれど、既婚者と多少は違っても男性の捉え方、伝え方にはまず結論を出す！とか、解決するには…が表れるのです
「長くは続かない、死にはしない」
男性性の頑張って乗り越える精神の骨頂ですよね。
だから乗り切れる、解決できる
そこで感じるシンドイの本音の部分を端折って、
見ないで蓋して戦わないと生きられないのが男性でもあります。
それでこそ価値があると考えるのも男性性のひとつですから、その厳しさを持っているがゆえ
相談されたり問題が起きると、がぜん傾向が出てくるのです
でも女性の望みは頑張って解決したいのではなく
（もう十分に頑張っているから！）
聞いてくれて、状況をわかってくれる
それだけで嬉しいので、
女性はこんな風に
…、男性はこんな風に…
お互い思考の違いをわかっていれば余計なイライラ、ストレスを生まないし、たとえイライラしても「そうだよね～」と否定的に追い込むようにはならなくなっていきます。
まあママさんの友人も精神科医なので、
そこは恐らく知識があると思いますし、ママさんのヘルプ要請には是非使ってあげて欲しかったなあと思いました
今日もこのブログをお読みくださって
誠にありがとうございます
またここでお会いしましょう
みずほ