子供の頃からずっとお世話になっている住職、御歳89歳!!!幸運にも、久しぶりにゆっくりと、お話を聞く時間を持つ事が出来ました。

「今の時代、住職の目にはどう映っていますか?」

「今の世の中は、皆が自己中心的.....」

そして、静かに“3つの言葉”を丁寧に教えていただきました。

■ 正法

■ 像法

■ 末法


今は「末法」らしいです。


① 正法(しょうほう)

ブッダが死ぬと世界は「正法」という時期に入る。釈迦の入滅後500年から1000年間は仏法が正しく行われている時期。


② 像法(ぞうほう)

正法が終わり、さらに500年から1000年の間は仏法と修行者は存在するが、悟りを開くものは存在しない。この期間が「像法」である。


③ 末法(まっぽう)

そして、最後に訪れるのが「末法」の世。日本では、1052年をもって末法に入ったとされる。

「私の死後、重罪を犯す者が多くなり、魔道が盛んになる。魔僧は生き物を殺して美食を追求する。慈悲心など持ち合わせず、仏弟子同士が憎み合う」いわゆる「末法」を表す状態である。慣用句で「世も末」という。

 



美食を追求する......

憎しみ合う.......




いま一度「なぜ生きるのか?」ではなく、「なぜ生かされているのか?」

「・・・」

「今の世の中、悪くなっても良くなる事はないよ!世の中は、そういうモノ。そう思って、頑張りなさい!」

住職の“温かさ”に触れた瞬間!(笑)



ひとり言です。