賢治の心情「魔窟」や「賎舞」といった詩のなかの言葉が、賢治の心情をはっきりと示していると思います。賢治は、たぶんずっと童貞だったんでしょうね。けれど、そんな賢治が、資本主義的な頽廃的な歓楽地の象徴のような、文字通り"夜の花"を妖しく浮かび上がらせる人工的な装置を、その設計した花壇に取り付けようとしたのですから。それはいったいどんな感性や心情から来たものなのでしょうか。妖しく・幻想的に夜の花壇を照らし出す電気照明。