ぶれ過ぎているが誰も見てないと分かっていて書いていたんやと思う。当然誰にも見せていない。
高校一年生の途中まで、主人はほんまに弱っちい奴やった。何をしても言い返せない、ケンカも弱い。クズの中のクズやった。 ストレスも怒りも悲しみも全部出すような人間じゃなかった。
ただ、ふと思い出した。
一度だけ、中学生の時に気が狂って夜中に鉄の棒を振り回して夜道を歩き回った。
大声で叫んで目の前にあるものを全てボコボコにした。
鉄の棒がバキッと折れた時我に返って、恐ろしくなってそのまま逃げるように家に帰った。
当時から弱くて、鉄の棒を折れるような力があったとは思えない。
若しかしたら、あの時から多重入っていたのかもと思った。