こんばんは、イラストレーター占い師のBleaです。
 
今日は、周囲との触れ合いの中で生まれた思考を書き連ねていきます。
書きやすいように文体を変えていますのでご注意くださいね!
 
 
 
 
 
 
 
22歳の今を生きる「そして夢」
 
 

 
 
 
 
私は平成9年生まれの22歳。
社会人2年目である。
 
 
22歳と聞いて、皆さんはどういうイメージを持つだろうか。
 
 
単純に「若い」とか、「良いね」と思う人もいれば、
 
まだまだ「未熟」とか、「世間知らず」と思う人もいるだろう。
 
 
 
 
社会に出ると、同期よりも目上の方々に囲まれて過ごすことになるが、
その中で私が少し厄介だと思っているのは、
 
「この人は20代だから、何も知らないだろう」
 
という前提のもと、指導をうけることである。
 
 
指導自体は、その人の気遣いや優しさととって、有り難く受け入れる。
しかし、時によってそれがありがた迷惑なこともある。
 
 
これは、20代が誰でも体験するであろう1事象に過ぎないが、
 
本題はこれからである。
 
 
 
 
この頃、目上の方々に「将来のなりたいビジョン」や「夢」について語る機会が増えてきた。
 
それに対し、応援の言葉をかけてくれる最中、決まって
 
「辛い事もある」
 
と言うのだ。
 
 
この言葉には、
 
「人生はそんなに甘くない」、「上手くいかない事もある」
 
という意味合いが込められているのだが、
 
私には、その言葉をわざわざ言う必要があるのか疑問に思った。
 
その言葉を言われた時何となくだが、
 
まるで「辛い目にあって欲しい」と言われているような感覚になるのだ。
 
 
そういう時、私は「これ以上はもう良いです」と返す。
 
すると、「いやいや」と返ってくる。
 
 
要は、
 
まだ22歳の人間は何の苦労もせず楽しいことばかりやって
生きてきたと思われている
 
という事だ。
 
 
 
私は、先人として若者にそう言いたくなってしまう目上の人の気持ちもわかる。
年齢という超えられない壁は、圧倒的経験の差を生むので仕方がないし、それだけで目上の存在は尊敬に値する。
 
それは分かっているが、私は少し納得がいかなかったので、ほんの少しだけ自分のことを話した。
 
 
私という22歳の人間はこれまでに
幼少中高15年間のイジメ、自傷、自殺未遂、不良、暴力、創作活動へのネット上の誹謗中傷、親の離婚再婚、転校、友人の死、絶望、不治の病、精神疾患、家出、ブラック会社、発狂などを体験してきた。
 
それを全て語ると日が暮れてしまうので、
特に、15年という人生の半分以上を占めるイジメや、
両親に板挟みにされた苦労などを時間が許す限り話した。
 
 
 

※過去の断片※
 
 
 
 
 
そして、「だからこれ以上辛いことはいいです」と言うと、
 
お相手は手のひらを返して、「確かにもういいかも」と言った。
 
最後に、
 
「これから良い事沢山あるよ」
 
と言ってくれた。
 
 
 
私が言って欲しかったのはそれだった。
 
若者は、もっともっと夢ばかり見るべきである。
 
 

 
 
ただでさえ生きづらいこの世の中で、若者の夢や希望を奪う言葉は出来るだけ避けるべきだと思う。
 
 
結果的に、とても真面目に話を聞いてくれて、励ましの言葉もいただいて、私はすっきり晴れやかな気分になった。
 
 
 
 
この事から私が伝えたいのは、
 
 
若いからといって辛い経験が少ないと決めつけないで欲しいということ。
 
 
この広い世界には、幼くして両親が他界してしまった人や、
体内に重い疾患を抱えている人など、
目に見えて「辛い」と分からない人たちも多く存在する。
 
 
その人たちは、先の言葉をかけられた時、私のように赤裸々に事情を語らない人の方が多いだろう。
そして、心の中にフラストレーションが溜まり、モヤモヤが渦巻いてしまうことだろう。
 
そうなったら、私は悲しい。
 
 
 
 
そして、若くして辛い経験をしてきた人に贈りたい言葉。
 
「生きてるだけで奇跡」
 
 

 
 
 
あなたは生きているだけで素晴らしい。
1日布団の上でスマホをいじって過ごしていても、素晴らしい。
暴飲暴食をしていても、素晴らしい。
悩み苦悩しても、素晴らしい。
 
生きているだけで奇跡です。
 
 
人は、いつ死ぬか分からない。
だから周りの人を大切にして、
一番に自分を大切にしてください。
 
 
 
 
 
 
人はそれぞれ、「辛い経験」をどのタイミングで、どの程度するのかある程度決まっていて、
 
極端に言うと、
 
人が40歳までに体験する「辛い事 1〜10」のうち、「8」までを20代のうちに経験することもある。
 
ではその哀れな20代は不運なのか。
 
否、「宇宙から期待されている」のだ。
 
 
 
人それぞれに課せられた宇宙からの課題があり、
 
それはその人の魂の器(キャパシティー)によって内容も濃さも変わる。
 
乗り越える力がある・成長する見込みがあるから課せられた障壁。
 
 
それを乗り越えた経験は未来の大きな力になる。
 
 
 
あなたはこれまで沢山辛い事を乗り越えて、頑張ってきた。
 
 
だから、今を生きることは奇跡であり、
 
 
「これから良いこと沢山あるよ!」
 
 
 

        写真4枚:和歌山県・世界遺産「高野山」で撮影
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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