ゆとリーマンの逆襲 同情するなら育成してくれ!(第23回)
常見陽平 つねみようへい
株式会社クオリティ?オブ?ライフ チーフプランナー
今回は、「ソーシャルメディアは人を幸せにするのか」ということについて考えてみたいと思います。大きなテーマのようですが、「ぶっちゃけ、ソーシャルメディアで窮屈な思いをしてませんか?」ということです。あなたの周りにも、ソーシャルメディアに縛られている「ソー畜」状態の人はいませんか?
■どこもかしこも、Facebookだらけ
Facebookが盛り上がりを見せています。ニュースでも会員数の増加や、連動した新サービスの紹介、上場のうわさなどいつも話題の中心です。昔の仲間との再会、近況報告などなかなか楽しいもの。中には「友達かも」に出てくる人が、歴代彼氏?彼女でいつも冷や汗という人もいるようですが???。
採用活動でもFacebookの活用は話題になっています。とはいえ、「取りあえず始めてみました」という企業が多く、様子見の状態ではありますが。今年は日本経団連の倫理憲章の見直しで、採用広報活動クラークス ワラビー 本格化するのが12月以降になること、使っている学生は優秀層ではないかという期待、今のところ話題になるからなどの理由から注目されており、大企業でもFacebookで採用ページを立ち上げています。
採用活動に限らず、今ならFacebookを活用すれば、何でも話題になってしまいますよね。一時、Twitterが出始めの頃に、何でもニュースになった牧歌的な状況が思いだされます。
私も個人アカウントも持っていますし、著者としてのページも持っています。「いいね!」を押されるとうれしいものです。
■ 「いいね!」で窮屈な思いをしていないか?
でも???。
皆さん、そろそろFacebook疲れしていませんか?休みの日も上司や同僚の「休日出勤なう」という言葉にドキりとしたり、嫌な上司や仕事のできない同僚の自己啓発本チックな書き込みにイラっときたりしませんか?さらには、親しくもない職場の人から友達申請がきて戸惑ったり、上司の面白くもないつぶやきに「やっぱり、いいね!を押さないとダメだろうか?」と思ったり???。もちろん、プライバシー設定や、記事の公開先を限定するなどの工夫も可能ではあるのですが。
2007年くらいにも「mixi疲れ」が問題になりました。当時の仕様では、足あとがすぐに見られるようになっていたので気になったり、日記にコメントしなければと思ったり、コメント返しが大変だったり???。そういえば、「mixiの読み逃げが問題に」というネットニュースの記事が話題になったりもしましたね。
それと同じような現象が、今、Facebookでも起きつつあると感じています。
例えば???。私とFacebookでつながっている人を観察していると、上司とも同僚、部下ともつながっている人がいます。「明らかにこの人たち、人間関係がいろいろあるよなぁ」という人たちが「いいね!」と押したり、何食わぬ顔でコメントをしあっている様子をみると気の毒になるのです???。
「ソーシャルメディアは個人を解放する」みたいな記事やツイートをよく見かけるわけですけど、かえって不自由にしていませんか?もはや、社畜ならぬ、「ソー畜」と化している感もありますね。
ソーシャルメディアは私たちを本当に幸せにするのか? これからシリーズでお届けします。