マンサックからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。
ご縁をいただき、ありがとうございます。
さて、今日は毎週土曜日にお贈りする
スピササイズ
設定ミスで更新が遅くなり、失礼しました😅
初めての方の為に、スピササイズとは…
毎日の暮らしの中で、ひらめきと行動を意識すると共に、スピリチュアリティー(精神性)を高め、見えない世界とのつながりを深めていくエクササイズです。
フィットネスエクササイズのようにコツコツ続けていき、人生を思いきり楽しめるようになることが目標です。
できれば、1から進めていただくことがお勧めです🔽
スピササイズ18aのテーマは
インナーチャイルドを思い出す
インナーチャイルド inner childとは、直訳すると「内なる子ども」
私たちが生まれて、初めて接する社会は「家庭」です。
生まれつきの個性を持ちつつ、基本的に子どもは純粋なもの。
家族や近しい人達の言動や行動が、良きにつけ悪しきにつけ、その後の人生における考え方や心持ち、思い癖などに影響を与えます。
その中で、10歳くらいまでの幼少期に、起きた出来事や誰かの一言がきっかけで、トラウマになっている負の感情のことをインナーチャイルドと表現します。
虐待のようなはっきりしたものもあれば、「◯◯くんは優秀だけど、うちの子は全然ダメだわ」という、親が謙遜や冗談のつもりで言った悪気の無い一言である場合もあります。
この負の感情は、成長とともに忘れ去られますが、蓋がされているだけで、私たちの中に存在し続け、思い込みや悩み事のもとになっている場合がほとんどです。
アルコールやギャンブル、薬、あるいは買い物など、あらゆる依存症状から抜ける為にも、インナーチャイルドの癒しが必要です。
インナーチャイルドの癒しは、スピリチュアルに興味のある方だけでなく、ほとんどの人にとって、とても大切です。
この癒しができると、自分でもわからなかったことが腑に落ちて、抑えて来た感情を解放したり、仕事や人間関係を好転させたり、生きづらさを軽くしたりできるようになるでしょう。
また「負の感情」を手放すことになるので、引き寄せの法則にもとても効果的です。
順を追って、インナーチャイルドを癒しましょう
①インナーチャイルドを思い出す
前述したように、私たちの中にはインナーチャイルドがいます。
10歳くらいまでに、大人から言われて心に残っている一言や、強烈な思い出を思い出し、その時の幼い自分の感情を思い出してみましょう。
少し辛い事を思い出すことになるかもしれませんが、インナーチャイルドの存在を認めることが癒しの第一歩です。
インナーチャイルドの分析方法には色々な方法がありますが、ここでは9つのタイプをご紹介したいと思います。
1:孤独感のある「ロストラブ lost love」
愛情の少ない、冷たい家庭環境で育った可能性があります。
*両親との関わりが少なかった
*相手にされなかった
*共働きで家にいる時間が少なく、孤独や寂しさを感じていた
*甘えたいのに甘えられなかった
*放任主義家庭
*親に見捨てられた
など。
恋人に別れを切り出された時「何でもするからそばにいて!」と執拗に迫るタイプは、嫌われることを極端に恐れ、相手に対し過度に尽くし依存する傾向があります。
また、それとは反対に友人や恋人に全く執着しない、人に対して好意や愛情という感情が抱けない人も、このタイプと言えます。
いずれにしても「自分は人から愛される価値がない」という考えが根底にあります。
見捨てられることに不安を感じる、空虚感、愛への執着、愛の距離感がわからないなどの特徴があります。
2:良い子を演じる「ニゲーション negation」
「否定・差別・区別・比較」され、育てられた可能性があります。
幼少期に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なのに」「◯◯くんはできるのにあなたは…」と誰かとの比較で、自分を否定されていた、自分を否定されたと感じたというのが、一例です。
こういった環境で育つ子どもは、親に嫌われないように、良い子を演じ、親の期待を満たそうとします。
親の顔色を伺うことが癖になるので、自分の感情を隠したり、自分の願望や欲求を抑えたりする傾向があります。
3:自分自身を追い詰めやすい「エクスペクテーション expectation」
親から過度に期待されながら育った可能性があります。
親からの過度な期待が大きなプレッシャーとなり、恐怖・不安・不快を感じるようになります。
期待され過ぎたことが「反抗」「反発」として現れ、反抗期が激しく、非行に走ってしまう子もいます。
プレッシャーに過度に反応する、過度にストイック、自暴自棄になりやすい、自分を追い詰めやすいなどが、このタイプです。
4:コンプレックスを感じやすい「アピアランス appearance」
世間体重視で育てられた可能性があります。
「一流大学に入り、一流企業に就職し、一流の人間になることが幸せ」と、親から言い聞かせられたタイプです。
持ち物や人に対してもブランド思考で、外面を重視します。
自分より人を下に見ることで優越感を感じ、自分より上の人を見ると劣等感や妬みを感じます。
コンプレックスを感じやすい、ブランド志向、見栄っ張り、常識にこだわる、理想が高いなどが、特徴です。
5:感情を表に出せない「シークレット secret」
*「嘘はついていけない」と教える一方で、親が嘘をついている
*居留守を使うのに子どもに「いないと言って」、「このことは知らないと言って」などと嘘をつくように頼む
など、秘密にしなければいけない事が多い家庭で育った可能性があります。
矛盾したことを子どもに教えると、何が正しいかわからなくなってしまいます。
他にもよくあるのは「サンタクロースの話」
「サンタクロースはいる」と親から聞いて信じていた子が、学校で友達に「サンタクロースはいない」と言われて喧嘩に。
家でその話をすると「サンタクロースは本当はいない」と、親からも事実を知らされショックを受けるという出来事です。
この出来事を通し、ずっと親を信じてきたのに裏切られた気持ちになり、更に本当だと思って友達に言っていたことが間違っていた…と自分の意見を言うことも怖くなってしまいます。
このようなことが多いと、自分の言いたいことが言えなくなり、誤魔化して嘘をつくようになります。
孤独感がある、心を許せない、自己開示を怖がる、感情を顔に出すのが苦手、寂しがりの人間嫌いなどがこのタイプです。
6:存在を否定しがちな「ディスライク dislike」
嫌悪され、否定されて育てられた可能性があります。
自分の容姿や性別を否定される経験が、主な原因となります。
「女の子じゃなくて男の子がよかった」と言われるのも、このディスライクのタイプです。
子どもにとって絶対的な存在である親から嫌われたり、否定されたりすると、自己存在を否定するようになります。
容姿コンプレックス、性別逆転傾向、また、容姿に無頓着など、どのケースも現在の自分を否定しながら生きています。
7:世話を焼き過ぎる「ヘルパー helper」
助け役として育った子どもです。
なにかしらの理由で 親代わりに家事をしたり、兄弟の面倒を見たりした子が、このタイプになりやすく、家庭環境でそういう役をやらざるを得ない場合もあります。
感謝されたり、褒められることが心地良く、そうすることで自分が役立っていると感じ、そこに存在価値や存在意義を見出すのが癖になっています。
大人になってからも、人を助けることで自分の立場が上だと優越感を得るようになります。
人助けと言いながら、自己満足のために行います。
「自分の周りには困っている人が多く、よく相談される」と言うけれど、実は本人から探して寄っていってることが多く、無意識のうちに率先してトラブルに首を突っ込んでいきます。
自己犠牲、世話をし過ぎる、心配性、尽くし過ぎる、トラブルのある人に惹かれる、歪んだ承認欲求で存在価値や存在意義を見出すなどが、このタイプの特徴です。
8:過度な自己中「インダルジ indulge」
甘やかされて育った可能性があります。
何をしても許される、自分の要望は全て通る、極端な甘やかしで育った子どもが、なりやすいタイプです。
モラルや社会のルールを学ばなかったので、全て自分の思うようにいかないと気が済みません。
このタイプは、自分の要求が通らなかった場合、強い悲しみ・怒り・ショックという感情が湧き出し、そのまま表現します。
また、自分の望みを叶えてくれる人に対して、依存することもよくあります。
過度の自己中、わがまま、親を頼り過ぎる、親との絆が強過ぎるなどが、特徴として挙げられます。
9:逃避癖のあるディスペンデンス independence」
依存症のある親に育てられた可能性があります。
アルコールやギャンブなどの依存症を患っている親に育てられた子どもが、このタイプになりやすいです。
親から直接教わらずとも、親の姿を「見て」「聞いて」「感じて」育ち、無意識のうちに親をお手本にしてしまいます。
親から暴力を受けた時、やり返すことはなくても、どうやったら痛いかを学んでいます。
お酒を飲んだら気が紛れる、嫌なことを忘れられる事を学び、ある出来事に対して耐えられなくなった時、記憶を呼び起こして、親と同じ行動をしてしまうことがあります。
こんな親にはならない!と思っていても、どう対処すればいいのかわからず、親と同じように手が出てしまう…という場合もあります。
現実逃避癖、最後までやり遂げる事が苦手、集中力に欠ける、感情のコントロールが苦手、DV、酒やギャンブルなどの依存症になりやすいなどが、このタイプです。
上のタイプを参考に、少し時間をかけて、あなたのインナーチャイルドを探ってみて下さい。
幼少期の写真を見たり、家族や親戚、友達などにも話を聞いたりして思い出してみましょう。
次回は、実際に癒す方法をお伝えします。
ではまた次回、À la prochaine !(ア・ラ・プろシェンヌ!)