いけないと思うのよ。
あたしは釣られた魚だから
餌をほしがるのは至極当然のことであって
でもあたしにだって意思があって
あのひとのペットなわけじゃないんだから
不満だってあるわけで
まあ、餌をくれ餌をくれって言い続けても
反応のうすーい飼い主さまは
簡単に餌をくれないわけで
そうこうしているうちに
いつのまにやら
諦めるくせが、ついてしまうのです
星も見えないような空を見上げて
何層にも折り重なった紫煙に包まれながら
どうせだめだ とか
もういいや とか
考えるようになるのです
だけども
いつも諦めたところで
いいタイミングで
あのひとは餌をくれるから
あたしはまたひっかかってしまうのです
どうしようもなく愚かしいけど
大好きだからやめられないのです