どうも。ひっさびさの更新ですね(笑)。
社会人になってから初更新です。
なんですけど今日は単純に映画の感想を書くだけの記事です(笑)。
というのも先日やっと「君の名は。」を観てきまして。
もう感想を書かずにはいられなくなり、長々と感想を書けるのはここしかないので久々に更新するに至った所存であります。公式ビジュアルガイドも早速買いました。
なんで今日は社会人生活のこととかは全く書かずに映画の感想だけ書きます(笑)。
まぁ社会人生活のこととかはまた別の機会に書きます。
では、映画の感想を書いていきます。
*以下、映画「君の名は。」のネタバレをガッツリ含みますのでネタバレされたくない方はご注意ください。
さて、ということで感想なんですが、まさかの事態が起きまして。
なんと1回目観終わった後の感想が「・・・・・・?(笑)」になってしまったんですね(笑)。
なのでこの現実にあまりに納得のいかない僕は1回目の鑑賞の約12時間後、翌日の朝1の8時から2回目を早速鑑賞して来ました(笑)。結果「なんで1回目はあんなにしっくり来なかったんだ…ってくらい良かった」って感想になりまして、自分の中でもしっくり来ることが出来ました。そしてなぜ1回目がしっくり来なかったのかの理由もわかりました。
それは
1.ちゃんと理解出来ない部分があった。
2.「重さ」が足りなかった
の2つでした。
まず1つ目ですが、若干今回複雑な部分がありまして。大まかな流れは理解出来たし、特に問題はないと自分の中では思っていたものの、帰ってから解説を読んだらそんなに理解出来てなかったことがわかり、実際に1回目の鑑賞時も三葉との入れ替わりに3年の時差があることがわかってからのラストの二人の邂逅のシーンあたりまで「??」となっている部分があったもので。でもなんか周りの感想見てると特に理解出来なかったという声が多かった訳でもないので単純に自分がバカだったのかとw
まぁ要するにまとめると三葉は彗星落下で亡くなってしまったんですけど口噛み酒に三葉の魂の半分が入っていて、それを瀧くんが飲んだので三葉の魂が蘇り、あそこで入れ替わることが出来たんですね。で、かたわれ時のおかげで3年の時差があってもあそこで会うことが出来たと。んで、わかりやすかった解説サイトの言葉を借りると、三葉は宮水家に伝わる入れ替わりの能力で瀧くんと横の時間軸での入れ替わりをし、瀧くんが口噛み酒を飲んで縦の時間軸を繋げたことであそこで二人が会うことが出来たってことなんですね。ついでに入れ替わりが瀧くんに確定したのは三葉が瀧くんに会いに行った時に組紐を渡したから。ただ、なんで相手が瀧くんだったのか。この理由は特に描写されてなかったのかと思います。ここもなんか理由があったら良かったのかと思います。
とまぁここら辺がちゃんと理解出来てませんでしたね(笑)。そこを理解した上で2回目は観れたので二人が会うシーンも感動出来ました。泣きました(笑)。特に良かったのはかたわれ時になって、二人の中身が元に戻った瞬間に、瀧くんが「三葉」って名前を呼ぶところ。震えました(笑)。あそこの名前の呼び方がすごい良かった。「カードキャプターさくら 封印されたカード」のラストで小狼が「さくら」って言うときの感覚と同じ感じ(笑)。あとで読んだ公式ビジュアルガイドのインタビューで上白石さんも大好きなシーンだと言っていました。感動的なシーンでしたね。神木くんの演技がすごい良かった。「言の葉の庭」でもラストの声優さんの演技に圧倒されましたが今作でも圧倒されました。あの三葉→瀧に変わる瞬間の演技、圧巻でした。
あとはまぁこのシーンの前から思ってたんだけど三葉が可愛い(笑)。とにかく可愛い(笑)。あんなに「この男はー!」とか言ってたのにいざ瀧くんに会えたら「瀧くん 瀧くん!」って名前を連呼するし顔を赤らめて泣き出すし、3年前に三葉が瀧くんに会いに行った時もいざ瀧くんに会えたら顔真っ赤にして恥ずかしそうにしてましたしね(笑)。いざ本人に会ったら女の子になっちゃうところが可愛かったです。方言も可愛いし、上白石さんの声すごく良かったです。あとはですね三葉が髪切った時ですね、浴衣姿で現れて、「変じゃないかな・・・?」ってところ。絶対劇場のみんなは「くっそ可愛いですww」って思ったはず(笑)。前作の雪乃先生もそうだけ新海作品はヒロインがめっちゃ可愛いよね(笑)。
あとは二人の会話の感じも良かったね。あの時初めて二人はちゃんと会ったはずなのにお互い全然着飾らない素の感じで。そこが二人が両想いである証らしいんですけどね。瀧くんも奥寺先輩の前ではあんなに固かったのに三葉の前では堂々してましたしね。
で、このシーンはもちろん良かったんだけど、まだ住民の避難は完了してないわけで、こっからが大事なところなんですね。そして一番良いシーンはこの後なんですわ。
瀧との邂逅を果たして住民の避難へ向けて再び動き出す三葉ですが、瀧と同様にあっという間に相手の名前を忘れて行ってしまうんですね。そんな中で三葉はつまずき思いっきり道で転んでしまう。しかも瀧くんの名前も思い出せない。くじけそうになります。そんな時にお互いの手に名前を忘れないように名前を書いたことを思い出し、自分の手を見るんですね。そしたらもう、何て書いてあったと思いますか…。普通に考えたら「たき」って書いてあると思うじゃないですか…。そしたらなんと「好きだ」って書いてあるんですよ!!!
いやもう震えたわw「君の名は。」で一番良かったシーンは確実にここだと思うね。しかも新海さん作品でここまでピュアなシーンがあったのかと。そしてそれを見て「これじゃあ名前…わからないよ…」と嬉しそうにしつつも涙を流す三葉。号泣ですわ。てかみんな言ってたけどあんなに奥寺先輩に対しては奥手だった瀧くんのクセになんであんなカッコいいこと出来るんだというww
しかも更にここで伴奏のみになっていたRADWIMPSの音楽が再開するんですね。いやもうホントに新海さんは音楽の入れ方が神がかってる。言の葉の庭の「Rain」の入れ方も神がかってたけど、今作でも見せてくれました。
そしてこの音楽ですが、これが今作ではかなり重要な要素になっていたと思います。まず初めてRADWIMPSが主題歌になったと聞いた時は正直「合うのかな?」と思ったんですね。なんか今までの新海さん作品は結構しっとりしたバラードが多くて、RADWIMPSは聴いたことなかったけど最近流行りのロックな感じのイメージで明るすぎる感じがしました。ですが「君の名は。」を観終わったらもうピッタリでしたよ。さすが新海さんと一緒になって1年くらいかけて作っただけありますね。まずはOPがあったことにびっくり。そして前前前世が流れるタイミングもすごい良くて、入れ替わり生活の描写をかなりテンポよく表現してくれてたと思います。あと彗星のシーンはもう語る必要がないくらいぴったりだったし、EDもすごく良かったです。歌詞はあんまり聴き取れなかったけど合っていることははっかりわかりました。今度ちゃんと歌詞を見ながら曲も味わいたいと思います。
で、この音楽をふんだんに使った演出が今回は新海さんに今までにない演出の仕方で、かつ「君の名は。」が売れた理由だったのかと思います。この音楽の良さと入れ方、使い方と新海さんの映像美が組み合わさった今作の演出は新海作品の中で確実に最高傑作だったと思います。演出面に関してもなんで1回目はこんなに素晴らしいと思えなかったのかってくらい2回目は素晴らしい!と思えました。この演出の素晴らしさと他のアニメと一線を画する映像美に今まで新海作品に触れたことのない人が感銘を受けてこれだけ売れたのかなぁと思います。要するに新海さんは「君の名は。」以前もこれくらい売れるポテンシャルは持ってた気がするんですね。ただ、「言の葉の庭」の上映館数の少なさのように、その作品に触れる機会があまりに少なく、観る人も少なかった。それが今回は約300館での上映になり、初の製作委員会方式での製作。神木くんとRADWIMPSの起用、単純に目に入る機会も多かったおかげでこれだけの売り上げを記録したのかと思います。にしても売れすぎだとは思うけどね(笑)。まぁ今回が実質新海さんのメジャーデビュー作って言われてるらしいからね…。
そうそうあとは「まさか!」って思ってしまうストーリーも今回の見どころでしたね。単なる入れ替わりものかと思ったらまさか3年の時差があったなんて。ここ、かなりの人がびっくりして鳥肌が立ったところらしいですね。僕も糸守に着いたら街が彗星落下で壊滅していたのを見たときは鳥肌が立ちました(笑)。この誰も予測出来なかったようなストーリーも今回売れた理由の一つな訳ですね。
いやー確かに新海さん知らなかった人からすればホントにすごい作品だっただろうなぁと思いますわ。ホントに実際の東京とそっくり、というかもうそっくり過ぎるくらいの景色が出てくるし、びっくりするくらい映像は綺麗だし、ストーリーも秀逸、音楽も最高。あんなアニメ他にはないもんなぁ。あとは今回制作陣もかなり豪華で作画監督が千と千尋の人で、キャラクターデザインが「心が叫びたがってるんだ。」の人だもんなぁ。確かにキャラクターは新海さんっぽくなくて、ここさけっぽいなと思ったもん(笑)。それだけ豪華な制作陣だったことも今回売れた理由だったのかと思います。
これだけのことを考えるとバカ売れするのは必然だった気もしますなぁ。経済効果500億らしいしね…。
ただ、自分の中でこれは新海さん最高の作品だ!とまで思えなかったのはやはり「重さ」が足りなかった。の一点に尽きるかと思います。新海さんって「秒速5センチメートル」じゃもう観終わったあと沈んでしまうような暗さや重みがあったし、「言の葉の庭」もなかなか重い…というか今作みたいな明るさは皆無だった訳ですね。でもそこが新海さんの魅力であって、そういう作風の中でもあの映像美と音楽が素晴らしかったところが自分の中であったので、今作はやはり「明るすぎるた」ってのがあったと思います。まぁ今回はエンターテイメント性を重視したって新海さんも言ってたし、なるべく大衆向けの作品したっぽいから明るいのは必然なんどけどね。だから目新しさがあったし、その明るさ故に1回目はピンと来なかったのかなと思います。
なのでやっぱり自分の中では「言の葉の庭」こそが新海さんの真骨頂であり、「君の名は。」がここまで売れたなら「言の葉の庭」を是非見て欲しいなと思います。「君の名は。」は確かに素晴らしかったですけど自分の中ではやっぱり「言の葉の庭」には勝てなかったなぁ。と思います(笑)。
ただ、これだけ売れたのは納得だし、新海さんの最高傑作と言っても過言ではないことは間違いないと思います。
あとは新海さんの集大成って言葉があったけど、その一つを感じたのが今までの作品のオマージュが各所に散りばめられていたことですね。時間の距離は「ほしのこえ」でもあったし、覚えていたい大切な記憶を忘れてしまう悲しさは「雲の向こう、約束の場所」にありました。そして宮水家の御神体が眠る場所なんかは「星追う子ども」のアガルタへの入り口にそっくりでしたし。なんと言ってもラストは秒速と反対でしたね。秒速のラストは結局二人は再会出来ずに終わったけど今回はしっかり再会出来てハッピーエンドでした。そして何よりファンとして嬉しかったのは雪乃先生が出てたことですね(笑)。あれは良かった(笑)。雪乃先生(字幕ではユキちゃん先生でしたが)が授業で解説してた古典の内容が今作でもキーになってるし…。そして新海さんが今作にも雪乃先生を出した理由が「花澤さんに会いたかったから」ってのは笑ったわ(笑)。あとは今作のストーリーをどっから思いついたかを新海さんに聞いたら古今和歌集の小野小町の詩から発想を得たらしいんですね。古今和歌集から発想得ちゃうところがすごし、そこも「言の葉の庭」っぽくていいなぁと思いました。
そういう意味で今作で一気にファンが増えたと思うけど、今までのファンの人にしかわからない部分もたくさんあったのが良かった。
いやーやっと2回目でしっくり来たからもう一回観に行きたいね(笑)。聖地巡礼もしたい!
ということで長々と書きましたが感想はこのくらいですかね。今作で一気に監督として名を挙げた新海さんですが、間違いなく今後の新時代を築いてくれる人だと思います。ポスト宮崎駿って言われてるけどジブリの世界はジブリだけだと思うし、新海さんは新海さんで新しい一時代を築いてくれればなと思います。
今回でバカ売れしたし、次回作が楽しみだなぁ。個人的には次回はもう少し重みを入れてくれるといいと思います(笑)。
ということで「君の名は。」是非必見の一作です。
以上。
