皆様、こんにちは!帯広のブラン歯科医院、院長の山田です。今日のブログは、ちょっと趣向を変えて、私がまだピッチピチ(死語?)の歯科大生だった頃の、今思えば笑っちゃうようなハチャメチャな思い出話を綴りたいと思います。もちろん、最後には皆様に役立つ(かもしれない)お話もちょこっと添えますので、お付き合いいただけると嬉しいです!

時は遡ること、私が埼玉県で一人暮らしをしていた大学生時代。毎日毎日、歯の模型とにらめっこしたり、聞いたこともない専門用語の洪水に溺れかけたりと、それはそれは真面目…だったはずなんです、一応(笑)。

そんな殺伐とした(?)学生生活の中で、私の心をオアシスのように潤してくれたのが、一度だけ連れて行ってもらった軽井沢の家族経営のステーキハウスのヒレステーキ!もうね、口に入れた瞬間に脳みそを雷が打ったような衝撃が走ったんですよ。「なんだこの美味さは!」って。肉の旨味と、絶妙な焼き加減、そして何よりアットホームな温かい雰囲気。忘れられない味と空間でした。

ただね、埼玉から軽井沢って、地図で見ると結構な距離があるじゃないですか。気軽に行ける距離ではないんですよね、当時の貧乏学生にとっては。でも、あのヒレステーキの味が、時々無性に恋しくなるんです。まるで初恋の人のように…って、ちょっと例えが古臭いですかね(笑)。

そんなある日の午後4時頃のことです。その日も例のごとく、友人たちと「ああでもない、こうでもない」と、まるでコントのような会話を繰り広げていたわけです。確か、次の進級試験の科目の難しさについて熱く語っていたような気がします。

そんな中、誰かがポロッと言ったんです。「あー、なんか美味しいステーキ食べたいなあ…」と。

この一言が、我々5人組の脳内に眠っていた「食欲」という名の野獣を目覚めさせてしまいました!

「よっしゃ、やっぱり行こう!」

誰が言い出したのか、今となってはもう定かではありません。ただ、その瞬間、我々の心は一つになったのです。「軽井沢のステーキを食べる!」という、ただそれだけの目標に向かって!

埼玉から軽井沢ですよ?普通に考えたら「え、今から?」ってなりますよね。しかも時刻は午後4時。軽井沢に着く頃には、お店が閉まっている可能性だって十分にありました。

でも、当時の我々にはそんな冷静な判断力は皆無!青春って怖いですね(笑)。

かくして、男5人、一台の車にぎゅうぎゅう詰めになりながら、一路軽井沢を目指すという、今思えば完全にイカれたドライブが始まったのです。

深夜の高速道路をひた走り、軽井沢のインターチェンジを降りたのは、確か夜の8時過ぎだったと思います。お目当てのステーキハウスに電話をかけると、案の定「もうすぐ閉店なんです」というつれないお返事。

「まじか…ここまで来たのに…」

一同、意気消沈ムードが漂い始めました。しかし、諦めるわけにはいきません!あのヒレステーキのためには、どんな困難も乗り越えてきた(大げさ)我々です。

ダメ元で、直接お店に行ってみることにしました。

息を切らしながらお店の扉を開けると、年配の女将さんが「いらっしゃいませ…って、まあ!」と、明らかに驚いた表情で私たちを見つめていました。

「あの…すみません!もう閉店のお時間ですよね?もし、もしよろしければ、ヒレステーキを5人前お願いできないでしょうか!」

我ながら、かなり図々しいお願いだったと思います。普通なら「困ります」の一言で終わってもおかしくありません。

しかし!その女将さん、私たち5人の必死な表情を見て、クスッと笑ったんです。

「あらあら、まあ遠いところから。どちらからいらしたの?」

すかさず誰かが言いました。「ここのヒレステーキがどうしても食べたい!っていう話になりまして、居ても立っても居られなくなって来ちゃいました!」と。

今思い出しても、ちょっと恥ずかしいセリフです(笑)。

すると、女将さんは目を丸くして、本当に驚いた様子。そして、信じられない一言が飛び出したのです。

「まあ!そんなにうちのステーキを気に入ってくださったの?よろしいわよ、特別に用意してあげる!」

天にも昇る気持ちでしたね!疲労困憊の体に、女将さんの優しい言葉が染み渡りました。

そして、念願のヒレステーキとの再会!あの時の感動は、今でも鮮明に覚えています。肉汁がジュワッと口の中に広がり、至福のひとときでした。さらに驚いたことに、食後には女将さんのご厚意で、デザートまでサービスしていただいたのです!

「遠いところ、本当にありがとうね」

女将さんの温かい言葉が、何よりも嬉しいお土産になりました。

今思えば、あの時の行動は完全に若気の至りだったと思います。真面目に勉強しろよって話ですよね(笑)。でも、あの時の一緒にバカをやった仲間たちとの絆は、今でも大切な宝物です。そして、あのヒレステーキの味は、私の舌の記憶に永遠に刻まれています。

歯科医師国家試験…それは、あの軽井沢への無謀なドライブとは比べ物にならないほどのプレッシャーがありました。6年間の集大成であり、人生を左右すると言っても過言ではありません。

私も、学生時代は人並みに(いや、人以上に?)プレッシャーを感じていました。模試の結果に一喜一憂したり、教科書の隅々まで神経質に読み込んだり…。

今でも時々、国家試験前に間違えた問題を思い出して、夜中に目が覚めることがあるんですよ。もう55歳になったというのに!(笑)

あの頃の必死な努力があったからこそ、今の私があるのだと思います。壁にぶつかるたびに、あの時の一途な情熱を思い出し、もう一度頑張ろうと思えるのです。

さて、長々と私の昔話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

ここで、少しだけブラン歯科医院のお話をさせてください。

当院では、患者様一人ひとりの不安に寄り添い、丁寧なカウンセリングと質の高い治療をご提供することを心がけております。それは、私が歯科医師を目指した原点にも繋がっています。学生時代、患者様の笑顔を見た時の感動が、今の私のモチベーションになっているからです。

もし、帯広にお住まいで、歯のことでお困りのことがございましたら、ぜひ一度ブラン歯科医院にご相談ください。スタッフ一同、皆様の笑顔のために全力でサポートさせていただきます。

そして、もし軽井沢に行く機会がありましたら、あのステーキハウスに立ち寄ってみてください。もしかしたら、私と同じように忘れられない味に出会えるかもしれませんよ。

今回のブログが、少しでも皆様の息抜きになれば幸いです。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

ブラン歯科医院帯広

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