物好きの皆さんあけおめ、へへいへーいです

小生は年明けから半吉とかいう微妙なくじを引いたりアスペ疑惑がPTSDに誤診等新年からそこそこギアの入った生活を送っていますが皆さんは如何お過ごしでしょうか

さて去年はジョンウィック以来ろくな映画もガチャも微妙な引きでしたが、ここに来て実写TFについて一つ語ってみようと思います
とはいえ本筋やアメコミからなにが引用されてるか等を語り出すととてもややこしくなるので、ここは一つトランスフォーマーが劇中で置かれた立場についてまとめてみることにします
ただ歴史を羅列するだけだと書く側的に張り合いがないので現実問題と照らし合わせた解説なんかを書いていますが、特に作品の理解に必要性はないので面倒なら飛ばしてもらって良いです

0.セイバートロン星編
まず導入から。
何年か前からトランスフォーマー達はオートボットとディセプティコンに別れて、主に政権とエネルギー問題で争っていました
ほいでメガトロンと密約したセンチネルとオールスパークをスタースクリームが不法投棄したことで舞台は地球へ。

一方地球では既に割と沢山のトランスフォーマーが住んでいて、WW2やSAMURAIのIKUSAに軍事介入するなど大人げないことをしていました
恐らく次の映画ではバンブルビーが70年に人間の喧嘩に顔を突っ込む事件をやるのですが、かれこれあって2007年のオールスパーク騒動が起きます ここまでが宇宙編。

エネルギー問題と政権で争うというのは現行人類より割とアホですね
まぁこいつら一応は民主主義で階級差別は無いにしろ朝廷制で政治やってたので現行人類より汚職とか穴がでかかったんでしょう
移住した国で支配者にならず傭兵やったり潜伏したりするってのは人類と同じで親近感が持てます
ちなみにこの辺でメガトロンもオールスパークも地球に来てるんですが、ここでメガトロンが凍結されてなければメガトロンはユニクロンの上でのほほんと政治してたんでしょうね

1.地球への移住、人類と共生編
ここでオプティマスを含むオートボット第一部隊が地球へ飛来、人類がメガトロンとオールスパークを破壊したことでひとまずの故郷再生計画がおじゃんになりオートボット派の移民は(オプティマスによって)勝手に移住することに路線変更。
ここで注目してほしいのは現実の移民とは違いオートボットは知識や技術という形で莫大な資産を持ち、更に一個体がそれなりに強力な生物ということで、これにより移民ながら人類に対してまぁまぁ交渉における発言力を持つわけです
更に米軍の敵対組織やディセプティコンの殲滅作戦に協力的なことから、二者は種族の違いの割には上手いことやっていきます
しかしトランスフォーマー側の個体数が少なかったこととオプティマスの判断がゆとってたことにより自治区の要請は通らず行われず、いつまでも人類監視下で保護される状況におかれます
これが後々のトランスフォーマーの生活に響いてくるわけですよ ここまでが順調な地球編。

現実の移民と比べてオプティマスは矢鱈めったら権利を主張しなくていいですね
センチネルはトランスフォーマーが差別されてるとかほざいてたからオプティマスがリーダーで良かった良かった、ツイッターで調子こいてた黒人にも見習ってほしいものです
ただ技術提供を惜しげもなくやったこと、トランスフォーマーの頭数を揃えずに戦場に出してはバタバタ殺してしまったこと、自治区や民間への情報開示についてやらなかった辺りはすげえアホだと思います
実際NESTが民間に開示する術は無かったんですかね、アメリカンミンスやハリカスの移民政策といいこの辺の印象操作がガバガバですよね
ちゃんと犯罪者は分かりやすいくくりで分けとかないと

2.トランスフォーマー難民化編
11年にシカゴでスペースブリッジ起動作戦が久しぶりに発動、物理法則がガバガバの作戦により星は割れるわ残骸は残るわ死人は大勢出まくるわで大惨事、色々やらかすわけですが何より政府のガバガバ情報管理によってみんなオートボットとディセプティコンの認識がガバガバなんですね
よって国内でのトランスフォーマー排斥運動に繋がるのですが、何よりもトランスフォーマー達が打った痛手は彼らの持っていた技術を全部人類に明け渡してたことなんです、民間の排斥運動なんて政府からすれば虫同然ですが旨みのないエイリアンを保護する必要性も人類側には無いですからね
さらにホイルジャックやアイアンハイドなど文化面での情報源も戦死し人数も減った為、オプティマスが現時点の最高司令官とはいえ交渉し続ける力がトランスフォーマー側から失せてしまいます
結局オートボットは今までの交友もむなしくオプティマスのクソ外交により難民化、スラム化したシカゴにディセプティコン共々住み着くかメキシコに避難、オプティマス部隊→分裂後はバンブルビー小隊に合流の三択を迫られ失敗したものはKSIに捕縛されるという暗黒時代に突入します この辺がロストエイジ。

この辺りはオプティマスのクソ政治によりオートボットがバラバラになったのに対し、メガトロンやロックダウンが暴力や資産をちらつかせて外交面でうまくやっていましたね、こういう団体は現実でもそこそこ見かけますね
ただ侵攻側のインフラや地盤に力が足りないのか、ディセプティコンにしろ中露にしろ直接ぶつかると折れてしまうパターンが多いですね
ですが防衛側も米軍にしろオートボットにしろ、やはり民衆の理解を得られないというのが辛いです
地盤が据わってる上新兵器の開発がうまくいってるからなんとかやりくりできてますけど敵軍がでかいのを持ち出したらぶっ潰れると思います
ロシアは自動兵器、ディセプティコンはプレダキングが手強いですね

最後の騎士王では特にトランスフォーマーの地球生活に進展は無かったですね、精々一部のトランスフォーマーが適当に人類と共生出来るようになってきているとだけ
昔の関係で案外人類側にコネを持っていて住みかを持つトランスフォーマーというのはいるかもしれません、やはり身近な人間関係は大事ですね

どうでしたか、展開と事件の多いバカ映画なので正確に時系列を把握してなかった人も案外居たのではないでしょうか
こう見るとリベンジはシナリオ的に意味のないものだったり、クソ駄作だったロストエイジが無駄にトランスフォーマーの難民設定に凝ってたりとオタク受けしそうな要素が見えますね
増やしたメンバーを無駄死にさせたり、持てる権利は出来るだけ獲りにいったりしないと後々ヤベーことになるなど、人生の参考になるようなことも描かれていて感心した人も居なくは無いんじゃないでしょうか
あと一回書くとしたらオプティマスプライムのあまり知られてない人生についてなど書こうと思いますが、なにかトランスフォーマーにおいて気になることがありましたら実写で無くとも良いのでコメント欄やリプライなどでお気軽に意見や質問をお寄せください。
以上へへいへーいでした、今年もぼちぼちやっていきます