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金曜日、町に鳴り響く、午後6時を示す音楽、空を見上げると太陽はもうほとんど沈みかけている。
そんな中、学校帰りの私は、一人、細い路地をのんびりと歩いていた。
私は「早坂響雪」 18歳。高校3年生であり、最近は珍しくもなくなってきた若年プロレーサである。
やっと今週の学校が終わり、家に帰ってさっさとドライブに行こうなんて思いながら歩いている。
車が大好き、とゆうよりは運転が大好き、というほうが合っていると思う。私の父も走り屋であり、
そんな父をみながら育ってきた私にとって、車も立派な家族の一員だ。
「走るために生まれてきた車は、自身に意思を宿す。」と幼いころから教わってきた。
流石にすぐに意味を理解することはできなかったけど、今の私はそれがはっきり分かる。
私の相棒の赤いRX-8も、はっきりと意思を持っている。そして私はちゃんと意思疎通できている。
「茜乃狂皇」と呼ばれる私の相棒は、私の父が1から手を入れた私だけの生涯の相棒である。
走るために生まれ、私と共に数々の思い出を作ってきた。
・・・
なぜかそんなことを考えながら、私は歩いていた。
「さて、今日はどこに行こうかな。」
ふと独り言をつぶやき、空を見た。もうほとんど夜だ。
川辺を歩いていると、かぼそい鳴き声が聞こえた。猫だろうか?
気になって辺りを見回すが、見つからない。恐らく気のせいだったのだろう。
うちにはペットはいないが、私と父は猫が大好きだ。母はダメなようだが。
まぁ、ペットとして飼うかって聞かれたらそんな暇ないしって私はおもうけど。
さっきの鳴き声の主が気になるが、もう聞こえないしほっとこう。
また空を見上げた。雲一つないきれいな夜空、時計を見たら18時40分だった。のんびりしすぎた。
でも、今日は絶好のドライブ日和だなっと思って、いい気分になった。
その日は、そのまま家に帰った。
当たり前だろう?あの猫が、私の人生を変えてしまうなんて、その時の私が知る由もないんだから。
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ここから下は、支配人のちょっとした独り言と、キャラシを載せます。興味ある方はどうぞ。
私は現在22歳です。元会社員でしたが、先月あたりに事故に遭ってから辞めました。
会社が原因ではありません。単なる事故です。
ですが、その事故のせいで私は聴力を失いました。
聞こえない身になってしまいました。
自分の人生で、まさかそんな日が来るなんて思ってもいませんでした。
この前まで聞こえていた父さんの声、母さんの声、弟の声が聞こえなくなりました。
私は絶望しました。怖くなりました。周りのすべてがなくなった気分になりました。
私は毎日母に起こしてもらっていたのですが、そのおはようの声も今は聞こえません。
仕事も聞こえないのならできません。私は会社内では部長を務めていましたが、流石に
続けることは不可能でした。筆談で会議は残念ながらできませんからね。
聞こえないとゆうものは、想像を絶するほど恐怖の塊です。
世界に自分一人しかいない、そんな気分になります。
ぶっちゃけ、タヒってやろうかなとも思うほどでした。
ですが、家族のことを考えると、そんなことするわけにもいかないと思い、踏みとどまっています。
さて、この読むTRPGを始めようと思ったきっかけですが、私は事故に遭う前、
よくようつべでいろんなゆっくりTRPG動画を見ていました。どれも楽しくて、自分のいつかやってみたいなと思っていました。
ですが、聞こえなくなって、動画を見てもちっとも楽しくなくなりました。聞こえないですからね。
そのとき、昔はよく小説を読んでたなぁと思って、そしてふと、自分が読むTRPGつくればいいんじゃね?って思い、
このブログを作りました。
もともとこのブログは昔からあった自分の日記みたいなブログで1年ほど放置状態でしたが、
はれて、使い道を見つけたわけでございます。
生きていく以上、収入源を見つけなくてはなりません。なので、それも兼ねて、このブログ頑張って続けてみようと思います。
どうか応援、よろしくお願いします。
さて、下に響雪ちゃんのキャラシを載せますね。因みに読み方は「ひびき」です。ひびきゆきって書いてひびきです。
なんとなくそうしようと思いました。はい。
それではみなさん、次は第1章、「悲しい子猫」です。こうご期待!


