劇団ワールド×ワールド×ワールド
旗揚げ前0号試演会
「LOVE/ワールドラヴ」
遅れ馳せながら、1日に無事に公演終了しました。
ご来場くださった皆様、関係者の皆様、応援してくれた皆様、本当に有難うございました!
吉見さんにお声をかけて頂いたのは、実は2回目で。
初めて声をかけて頂いたのは、去年の3月、トリコロの公演が終わったときでした。
4月の企画公演への出演を打診して頂いたんだけど、諸々の事情からごめんなさいしてしまって。
出られなかったことが、ずっと、悔しかった。
出演が叶わなかった分、受付のお手伝いをさせてもらって、公演を観てやっぱり出ればよかったと後悔して。
だから今回お誘い頂いたときは、即決でした。
稽古期間が短かろうが、日程が鋼鉄と被っていようが、何が何でも出る!って決めて、実際にやらせてもらって、全然後悔はしていません。
出演出来て本当によかった。
トモミちゃんは、本当に複雑なコでした。
なにせ、女王様だし(笑)
『昼間は主婦で、夜はSMクラブの女王様で、だけど実態は某国の産業スパイ』って、どんだけー?!
アタシにとっては初めて出会うアレコレに、最初はトモミちゃんが全然掴めず。
ただ、1つだけ、ずっと共感出来ていたのは、恋心。
旦那様が好きで、でも結婚3年目にして既に相手にされなくて、もやもやイライラして、そんな気持ち認めたくなくて、そもそもこれ仕事だし、だけどやっぱり好きで。
これは壮大なツンデレだなぁ、と(笑)
だってデレた状態が女王様なんだもの。
愛情の確認方法がSMプレイだよ?
振り切れ過ぎでしょ!
なかなかいないよ、こんなの!?
もともと自覚はあったけど、アタシ個人には、どうやらSの素養はほぼほぼないようで。
というか本来の関係性はむしろ逆で、相手役の中込くんのほうがよっぽどSで、かまってちゃん気質のアタシはどっちかってゆーとMだし、
それでも舞台上ではアタシが支配してるように見えなくちゃいけないから、もうほんと必死。
それこそ、相手をどうやって虐めてあげればいいのか、全くわからない状態からのスタート。
好きなひとをムチで叩いて楽しいというか、愛しいと思う気持ちっていったいなんなんですか、どっから生まれてくるの、そんな気持ち?!みたいな。
自分の中に全然なかった感情を創ることにめちゃくちゃ手間取ってて、気持ちが出来てないから台詞も出てこないし、小道具も全然ちゃんと扱えないし。
だけど年長者としてのプレッシャーだけはガンガンかかってるし、本番は刻一刻と近付いてくるし。
…マジで出来なさ過ぎて死ぬかと思った…。
ああいう風に相手と向き合うのって、本当によっぽど相手に対して愛情がないと出来ない行為なんだと思い知りました。
Sのひとのほうが、ちゃんと相手のことを見て考えてるんだなぁ、と。
やりすぎないように、でも相手が気持ちいいと思う、絶妙なところを探るというか。
そうしないと、相手のすべてを自分だけで満たせないから。
Mのひとのほうは、たぶん自分のことしか見えてなくて。
まぁ、自分の身体に受けるんだから、そりゃあ自分のことでいっぱいだよねぇ。
でもその自分が、自分のすべてが、相手のものになってしまう。
アタシも中込くんも、お互い新しい世界に目覚めることはなかったけど(笑)、いつもと違う世界は覗けた気がします。
とにかくアタシ自身がそこに辿り着けるまで、SMシーンに関してはずっと覚悟が決まらず。
ギリギリの土壇場で、ようやく吹っ切れるようになったのは、劇場に入ってから(遅っ)
中込くん、ほんとごめん。。
アタシにとっては、やっぱりムチで叩くことは愛情表現に成り得なくて、それによって相手に嫌われるのが怖かったのかも。
ただ、それは、どこまでも『ニシハラフミコ』で、ニシハラフミコが演じるはずの『トモミ』は、違うのです。
トモミちゃんにとってSMプレイは愛情表現以外のなにものでもなくて、相手を愛しているからこそ、より過剰で過激な表現になってしまうのです。
だからそんなトモミちゃんをようやく捉えて、舞台上で旦那様と向き合ったとき、堪え切れずに高笑いが出ました。
ムチを振り抜いて、腕を縛って、ローソクを垂らして、相手の反応を見るのが楽しくなって。
独占欲がむくりと顔を出して、いま、相手の中にはアタシしかいないんだなぁと思ったら、幸せな気持ちになりました。
本物のひとからしたら、というか人によって違うのかもしれないけど、アタシのSMの解釈はここに落ち着いたわけです。
お互いのことしか考えられなくなるって、本当にすごく幸せだと思います。
まさに「どちらかが欠けたらその存在理由がない」んだから。
インパクトの強さから、SMで女王様という特徴ばかり考えてしまうんだけど、その裏でわりと重要な役目を担わせて頂いていて。
トモミちゃんとマコトさんの台詞には、今回の物語を理解する鍵がちりばめられていました。
わー、こんなの初めてー!!←
キメどころがたっぷりあるような、悪い役をやらせてもらったのも初めてです。
個人的には、女王様のマスクが見つかって豹変して、マコトとの関係が逆転するところが、お気に入り。
ミクリ/ハルカ+コウタ組とトモミ+マコト組のやりとりがクロスしていくのも、やっててめちゃくちゃ楽しくて。
ハルカがコウタを襲い始めるときの笑い声に、トモミの笑い声を被せて、ベッドとソファの立ち位置をチェンジする瞬間が、ほんとに好きでした。
あー、楽しかったなー。
悪い役ではあるんだけど、実はこの物語でいちばん幸せに近かったのは、トモミちゃんでした。
いちばん愛しているひとに、自分をまるごと受け入れてもらえたんだから。
彼女は、これからもマコトさんを離さないでしょう。
今日も元気にムチを振ってると思います。
いままですれ違ってた分もたくさん愛し合えば良い。
さて、普段のアタシを知ってる知り合いには「(SMが)ぬるい」とか「てんちゃん意外とSっ気ないんだね」とか「二の腕(以下略)」とか散々言われましたが、ここで声を大にして言いたい。
吉見さんがお客様に「あのS嬢は本物を連れてきたの?」と言われたそうですよ!!←
あの娘ヤバイって思われたらしいんですよ!!
や っ た ー !!!!!
役者冥利に尽きるお言葉です。
めちゃくちゃ嬉しい。
有難うございます、どちらかというと普段はやるほうじゃなくてやられるほうです!!
あとねあとね、今回初めて「色気あるね」って言われたらしいんですよ!←←←
今までいろんな演出さんから「色気ねーな」って言われてきたアタシが!!
色気あるって!!
嬉しい…!!
諦めなくてよかった…!!!!
あ、そうそう、胸は若干盛ってます。←
お腹は出来る限り頑張りました。。
お腹頑張ってたら、二の腕(以下ry)って言われたけどね!
盲点…!!
網タイツが豪快に破けていたのは仕様です。
女王様って、網タイツ破いてるって教えてもらったので。
舞台監督の渡辺くんが撮ってくれた集合写真、みんなイイ顔してて嬉しい。
今回はカップルごとの話がメインでほとんどのひととは絡めなかったので、もし次の機会があったら、今度は全員と舞台上で絡みたいなぁ。
そんな風に思えるキャストをはじめ、スタッフも、お手伝いしてくれた方々も、みんな素敵なメンバーでした。
お誘いくださった吉見さん、本当に有難うございました。
刺激的で衝撃的な愛の物語を、劇場に足を運んで見届けてくれたお客様も、本当に有難うございました。
観てもらえたことが、嬉しくて仕方ないです。
あー、楽しかった!!
今回関わったすべての方々へ。
またいつか、劇場でお会い出来ますように。
誠
に 有 難 う ご ざ い ま し た !
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というわけで、日常に復帰中。。
うわーい、仕事溜まってるー。
あと、覚悟はしてたけど、今回は久しぶりに舞台上でがっつり恋愛してたおかげで、喪失感がハンパないよ。
この記事も愛が溢れすぎてハンパない長さだし(笑)
はー、淋しいー。
社会復帰しつつ、楽しいことを考えよう。
夏になったら、海までドライブしてバーベキューしたーい!!