小松っちゃん(小松大祐選手)の走りには、希望がある! 第二回目はそんな話をさせていただきたいと思います。
というかですね、このコーナーを始めようと思ったきっかけも小松選手絡みでありまして。今シーズン、秩父宮での第3節でしたかね? 自分は試合前のバックスタンドで、あるファンの方から声をかけられたんですよ。「小松さん! 今日も頑張ってよ!!」
んっ、小松さん? 俺のこと? と思って話を聞くと、どうもその方、自分を小松選手の親族か何かと勘違いされていたらしく、だから身内びいきでやたらと小松選手の応援ばっかやってると思い込んでたらしいのですよ。誤解ですよ誤解! 小松一族にはこんな太った人いませんって(キッパリ)!!
しかーし、応援しているみなさんの中にも、「なんで小松くんばっかり応援されるんだろ?」という疑問を持たれている方は多いのではないでしょうか? それは小松選手の親御さんも同じようで、実家で「なんでお前ばっかり応援されるんだい?」とお母様に聞かれたとか。
それでは、そのきっかけとなった“あのトライ”について語っていきましょう。
2008年シーズン、リコーブラックラムズは向かうところ敵なしの快進撃を続けておりました。ただし、トップイーストの場で。
前年のまさかのトップリーグ陥落から、チームはその舞台への返り咲きを目指し、一丸となって燃えていました。その結果、トップイーストでは全勝優勝を果たし、続くトップチャレンジでもマツダ、ホンダを撃破し昇格を決定。さらに昇格チーム枠として日本選手権への出場を果たしたのであります。
だがしかーし、昇格を手にしたことで気が緩んだのか、一回戦では帝京大学相手に大苦戦。まさかのドロースコア(トライ差により2回戦進出)という結果に、自分も怒りと落胆の入り混じったため息をつきながら、秩父宮をあとにしたのでございます。
一週間後。
2回戦の相手はトップリーグ5位のNEC。その前の週に大学生に負けそうになったチームが勝てるわけない!と普通はお思いでしょうが、そこは「魂のスポーツ」ことラグビー。汚名返上に燃えるリコーのタックルの嵐にNECは手こずり、抜きつ抜かれつのシーソーゲムが展開され、17-16の一点差で後半35分を迎えた時、
その時、小松が、走った!!(声:田口トモロヲ)
金澤選手が見舞った強烈なタックルに相手がたまらずボールをこぼした時、時間が止まったように感じたリコーファンは多かったのではないでしょうか。そしてそのこぼれ球を手にした背番号11がみるみるうちに小さくなり70メートルを走りきった時、再び時間が動き出したかのように、リコー応援スタンドは歓喜に包まれたのであります。
(この試合の詳しいレポートはこちら)
そしてその瞬間こそが、2年目の小松選手が「リコーの新エース」として認識された瞬間でもあったのですよ!
上の方で両手ガッツポーズを決めているのが、素人時代のワタクシでございます。
この約9ヶ月後、自分は気がつけばコールリーダーになっていたのですが、
その際に「小松っちゃんをジャパンにしてしまおう」という裏テーマを自分に課していたのであります。
だってこんないい選手がジャパンに選ばれないなんて、どうかしてるじゃないですか!!
小松選手のスゴイところは、年々進化しているというところだと思います。
ルーキーイヤーに数試合観たころから、観戦仲間と「リコーの無印良品」などという失礼なニックネームを勝手につけ、注目していたのですが、WTBとしてのスピードに加え、DFの安定感、そして力強さやCTBもこなせる器用さなど、ものすごいスピードでスケールアップしていってますよ、彼は。
あと、光るのは安定感。WTBとはトライを取れないと評価されない宿命のポジションですが、今季もたとえトライには結びつかない試合でもビッグゲインやビッグタックルを連発、ポイントでの働きもいいですよね(ちゃんと見てますよ!
俺は)
だいたいですね
ジャパンが格上を倒そうとするなら、苦戦してる試合での働きこそ評価されるべきじゃないですか!
そりゃ強いチームで気持ちよくプレーしてたほうが印象はいいんでしょうが、そんな試合がW杯であるのか?っつー話ですよ。
もう俺は小松っちゃんが選ばれないジャパンなら応援ボイコットですぞ
(キレ気味に)。
そして最大の魅力は「彼ならやってくれる」という期待感。
ちなみに試合中にたびたびやってる「そろそろ小松」コールは自分が作ったものではなく、去年のセブンズの大会で応援選手から自然に湧き上がったものでありまして、チームメートもやはり彼に期待しているという表れなのですよ。
で、そのコールをニヤリと聞きつつ、いきなり次のプレーで我々の期待を軽~く上回るスーパープレイを見せ、またニヤリとしながら帰ってくるのが小松大祐の真骨頂であると私は申し上げたいのであります。
これを持ちまして、「小松エコ贔屓疑惑」についての弁明を終わりにしたいと思います。以上!!


、うっかり馴れ馴れしく「タッキー」などと書いてしまいましたが、リコーをまだよく知らないというという方に、自分は声を大にして言いたいのです。「ウチのタッキーはカッコいいぜ!」と。そりゃああのタッキーとはビジュアルの方向性はだいぶ違いますが、それでも仲間のために体を張り続けるタッキーは誰がなんと言おうとカッコいいのです。


