どうも、ボクです。

 

今日は実に暑かったです。

日中30℃まで上がりましたもん。

やっぱり今年も暑そうなYO・KA・N!

あれっ?その前に梅雨は〜?

 

ハイ、今回はいつもと違ったところで。

『百鬼夜行抄』です。

今市子先生の。

ホラー漫画です。

 

「ネムキ」という隔月刊の雑誌連載の。

『眠れぬ夜の奇妙な話』でネムキらしいのですが、

このネーミングがいいですよね!

1995年から連載開始なので、もう30年近くやってるんです。

で、存在は知っていたのですが、

一時期から漫画を全然読まなくなったので、

スルーしてたんですが、昨年IPadを手にしてから、

某ポイントも貯まってるから読んでみたろやないかいってな感じでまとめて買ってみました。

読んでみたら、もうホントこれメチャクチャ面白い!(語彙力0ですまない)

なんかね〜、

この不安な感じがする絵柄がいいのよ。

勿論、

モノノ怪を扱った作品なので怖さがあるのは当たり前なんだけど、

それでいてユーモアもちゃんと?挟まれているんです。

これがあるとないとでは読後感の印象は全く違うと思うんですよね。

只、31巻なのであっという間で読めちゃうんでしょ?みたいに思ったら大間違え。

物語が1話完結なんですけど構成が複雑になっていたり、

ミスリードを誘ったりとで読んでは戻り、戻っては戻り、

キャラクターが似た顔なので誰?コレ誰?どれ?コレどれ?みたいな事もありつつ。

いや別に悪口じゃないですよ。味なんです。

1話を読み解くのに時間がかかる事もしばしば。

でもコレがいいんですよ。

そして理解出来た時には背筋が冷える話も多くてね。

個人的には15、6巻ぐらいまでの雰囲気がすごい好きでしたかね〜。

 

そして、

読み終わった後にまた読み返してみたんです。

時間がかかったから、最初の方、忘れてたりしてね。

でも2回目は冷静に遠くから見てる感じなんですが、

冷静に見ると、

このマンガ、

登場人物がみんな図々しいんですよね。

いや、それがまた見事に全員。

主役から一回きりの人物まで。

だからみんなが足引っ張る引っ張るで、

物語が動き回るんです。

それがまた面白い。

後半に遠縁の子供の話が連続するんですけど、

これがもう生意気のなんのってね〜。

ショタにはたまらないんじゃないかな?

おショタ様ですよ。

この頃は最初はウゼ〜って感じだったんですけど、

まあ過去の物語を掘り下げるのには、

これもなくてはならないお話なので楽しめましたけどね。

でもこのマンガの一番いいところは、

全てを取り巻く世界観なんじゃないかな?

抜け出したくないっていうかね。

この世界にハマっていたいみたいな。

まだまだ終わらずに、続いてほしいマンガです。

 

なので、

さ〜て3回目、読み返そうかな〜。