どうも、ボクです。
あっ、お久しぶりです。
今回はゲームではなく、
題名通り、『検察側の罪人』を今回読んでみたのですが、
単行本は2013年に出ているので、10年前の作品です。
因みにボクの個人的な感想と採点なので、
悪しからず。
映画が2018年に木村拓哉さんと二宮和也さんでW主演なのかな?
予告だけしか観ていないのでどんな脚本になっているかは知らないです。
只、御二人共良い役者なので面白そうとは思います。
社会派でリアルな描写で描かれているのかな?と思い、
かなり期待して読み始めました。
上下巻で別れており、上下共々そんなに厚い訳じゃないので
正直、一冊にまとめてくれよって!ね。
とっかかりからは読みやすく、
次へ次へとページを進ませる緊張感のあるストーリーだったので、
上巻はサクッと読み終わりました。
下巻に入り、どんな展開になるのかと楽しみにしていたんですが、
あれっ?
えっ?
もっといやらしく緻密に計画されたストーリーだと思ったら、
急にハードボイルド的なっていうか、
新宿鮫かよって。
いや、よく言ってだよ。
取り敢えず思ったのが、白川弁護士と言うキャラクターが出てくるんですよ。
これが出てきた途端、急にエンタメ感が強くなるというか、
最後に向かって沖野が真実を究明する閃きも結構強引というか力技でね。
説明的なセリフで、
いや、コレ役者さんがこれ読まされたら嫌だろうな〜ってセリフでね〜。
(映画ではどうなんだろ?)
後輩女子の橘沙穂って子といい仲になるのですが、
この描写を入れたかったんじゃないの〜?みたいな。
この時点で映画やドラマ化を意識してたんじゃないの〜?ってぐらいエンタメに偏った感じがしました。
最後は後味の悪い終わり方だったのですが、
まあ、だろうなって予測出来た結末でした。
P.S.
事件起こしても、時効過ぎればなんとやら。
ってトコでしょうか?
気になる採点はコチラ!
★★★☆☆(3.0/5.0)