今は私が夫の地元に住んでいる。
私の知り合いはほとんどいない。
反して、夫は幼なじみや学生時代の友達などがたくさん。
正直、夫のことを羨ましく思っている。
夫の希望で義実家の近くにも住み、夫にとってはいい環境なのだろう。
私にとっていい環境とは言えないが。
でも私の地元に住むことになったら、私が抱えている感情を夫も持つのだろう。
生活する前は、きっと大丈夫って思っていた。
実際に生活するようになると、ここには私のことを知っている人はいないと思うと、とても悲しかった。
夫しかいない、夫がいなかったら私はどうなるのだろうと。
いい大人なのに、1人取り残されていくことにとても恐怖を感じた。
結局、今もその恐怖を取り除くことができず、適応できずにいる。
こういうことを考えているって誰にも言えていない。
別にずっと家にいるわけではなく、子どもが生まれる前は普通に働いて、仲のよい人もできた。
一見普通に過ごしているように見えるから、誰にも夫にも言えない。
地元に帰れば、それが解決するわけではないが、でも私のモヤモヤした感情は薄まるのではないかと思っている。
私はただひたすらずるい。夫の気持ちより、本当は自分の気持ちが大事だからだ。