To The Bone - Steven Wilson
7.0/10
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近代プログレの鬼 Steven Wilsonの5thアルバム
さすがSWと言うようなアルバム。あらゆるジャンルの楽曲を完成度高く仕上げていて、まさにモダンプログレを地で行ったような作品。


…しかし個人的には失望しました。アルバムのまとまりがほぼ感じられない上に、楽曲の構成も「静と動」を激しく押し出した一辺倒なサウンドだったから。
言うならばDream TheaterのFinally Freeをテイストを変えて延々と流されているような感じ。大抵ならアルバムの最後に持ってくるような曲を最初からぶち込んでいるので後半ダレダレになる。もう今後このアルバムはあまり聞くことにはならないだろう。
このアルバムを聴くならHand Cannot Eraseを聴くし、StevenWilsonを聴いたことない人もこのアルバムから入ればいいと思います。
個人的にはHCEは9.0~9.5/10付けてもいい世紀の傑作だと思っているので。

また…正直言って7.0点は妥協した結果であり、「Refuge」だけはとても良かったのでギリギリこの点数を付けたという感じです。