「ちょっと・・・・・・遅刻ぅ!!!!」
おそらく女子中学生であろう少女が、走り去っていく。
それを見ていた俺、一之瀬 美咲(いちのせ みさき)はすたすた道を歩いていく。
あ・・・・・一つ言っておくが俺は女ではないぞ!!
まぁ・・・・名前は美咲だし、自分で言うのもなんだが、顔は結構女っぽいわけである。
そのせいで、男からの告白は・・・・・・・無い!!
も一つ言っとくが俺は中学生だ。
だからどうしたって言いたいだろう。だが言わないでくれ。なんかあれだから。
話は戻るぞ。
俺はめでたく今日から中一だ。
まぁ当然だが、今から入学式・・・・・・なんだが・・・・・・
もう遅刻なんだよな・・・・・
んじゃぁ急げ!とかも言わないでください。
そんなこと言ってる暇も無くなってきた。
んじゃぁ!!
入学式が終わって帰宅まで2時間もある
つーことで自己紹介が始まった。
「みなさん始めまして。私は高橋結花(たかはしゆか)といいます。よろしくお願いします」
俺はその時思った。
コイツ・・・・朝の奴か?って
そこで俺はとっさに、
「お前・・・・・朝の奴か?」
聞いてみた。
案の定答えは・・・・・・・
「朝? 何のこと? ・・・・・・あ! 思い出した! うん! そうだよ。朝は悪かったね☆」
だった。
一目惚れしてしまった。
後にわかったことなんだがあの女、高橋結花は別の県からやってきたやつだそうだ。
当然だが、奴の過去を知ってるのは誰もいない。
入学してから早一週間が経った。
クラスにも慣れてきて、学校にもなれてきたある日のことだった・・・・・・
入学当日に仲良くなったのは結花だけではないぞ。
岸田 有司 (きしだ ゆうじ)彼も俺の友達だ。
彼の過去は・・・・・・ちょっとあれなんだが・・・・・
ききたいか? そんなに聞きたいのか・・・・・・・
しかたないな。
アイツ・・・・実は・・・・ホモ・・・・らしいんだ。
そんな奴の家に俺は、今日行かなければ行けない。
・・・・・いや・・別にいやではないぞ
しかたない・・・・・・行くか・・・・
「おじゃましまーーーす」
その声を聞いた有司は、階段を降りて
「こっちだ」
だけ言って、上に戻っていった
俺はイヤイヤそいつの部屋に入った。
「入るぞぉ」
そういって俺は部屋に入った。
その時俺はあ然した。
あまりにも普通の部屋過ぎて・・・・・
フリーズしている俺に有司は
「おい! 何やってるんだ。こっちにこい」
そういいながら自分のイスに座らせる。
それから、夜の9時位までずっとはなしていた
もう帰ろうとした時、手が引かれた。
「まって。 俺と初めて遊ぶ奴は一回俺とエッチしないといけないというルールがある」
そう有司があたりまえのように言った。
「お・・・・お前・・・・自分が何言ったか分かってんのか?」
「うん」
一つだけ言っておくが、俺はホモじゃないぞ。
それだけは言っておく。
だが俺は何を思い言ったのか、
「べ・・・・別にいいぞ」
なんて言ってしまっていた。
そしたら、うれしそうに上半身裸になり始める有司。
俺は自らベットに横になり
「さぁ・・・・・・来い」
なんていっていた。
俺の胸に手をやる有司・・・・・・
「ク・・・・お前・・・・初めてじゃないな」
「キミが五人目・・・・・・」
「あ・・・・・だ・・・・・だめ・・・・」
俺はつかまってしまった。
有司に・・・・・・・
end