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関西のとあるブラック企業で働くリーマンブログ

辞めたいのに辞めさせてくれないので、いかにブラックなのかをこっそり晒していくブログです

薄利多売という言葉があります。
日本経済はこの長いデフレによって、景気も低迷して、給与水準も引き下げられ、物が正しい価値では売れない時代が続いています。

もちろん売り手がその価値を正しく説明できずに安易に安売りに走ったことに大きな責任はあります。

これは小売の世界に限らず企業間取引でも同じくです。

本来はいろんな情報を総合して、取引の効果が最大限になる価値で取引をすべきですが、扱われるものの本質よりも、価格が全てにおいて優先される。

でもこれは正しい姿でしょうか?

いいえ。

でもこれが日本の現実です。

行き過ぎた価格の低下は、誰かがそのケツを拭かなければなりません。

その行き着く先はどこでしょう?

安売りする会社の労働者がサービス残業を強いられ、立場の弱い業者が泣かされてやっと捻りだされた金額です。

企業の決済者達はその事実を無視します。
要は自分さえ満足すればそれでいい人達ばかりです。

自分のワガママは徹底的に押し通します。価格、品質、納期に一切妥協しません。

これが長い目では経済をダメにするということに頭がいってないレベルの低い人達があまりにも上の立場の人間に多過ぎるのです。

うちの会社にも営業成績を基にした表彰があるのですが、大体上の方にいるのは安売り王です。薄利多売で稼ぐ人ばかりです。また売り上げ高に応じた手当が入るので余計に安くても売れればいいや的に価格を可能な限り抑えます。

純利益を全く考えてないのです。

だから表面上は稼いでいるように見えて純利益を出すと真っ赤っかな人が多いのです。

と長くなりそうなので続きはまた!