小学生の時の夢は声優だった。私の人生で一番自由な考えを持ち周りに言える環境もあった。学芸会で主役のオーディションをしたとき、表現する楽しさを知った。もともと表現することが好きで、気付けば絵を描いてばかりいた。しかし大人になるにつれ世の中はそんなに甘くないことを知り、どんどん、自分を隠すようになる。夢を目指すことは恥ずかしい、そう自分に刻み込んだ。
どう業界研究をしていてもぴんとくる所などありはぜず、しかし華やかな世界に入れるひと握りの中に私は含まれてはいない。一度は平凡を受け入れることができたはずなのに、母の「好きなことをしなさい」の言葉が嬉しくもあり、同時に涙が堪えられない程の辛さに耐えなければならない。
現実逃避していい時期ではないのはわかっている。切り替えなければ取り返しはつかない。なのに、今すぐにでも平凡から遠ざかり光り輝く世界の中に入りたいと願ってしまう。
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