シャワーのある暮らしをしている女性は、バスルームで顔をすすぐときも、ついついボディにかけるのと同じ水圧のシャワーを使っていませんか?
たとえシャワーの水温を水にしても、強い水圧では必要な皮脂まで流されてしまう場合もあります。では、水を手にすくってすすげは良いのかというと、そうでもありません。
オイリー肌の人には大丈夫でも、乾燥肌の人は、手でバシャバシャと水をかけてすすぐだけでも、自前の皮脂が流されやすくなってしまう。
そんな事態を避けるのには、手のひらに流水を溜めて、肌にそっと当てながらすすぐのが良いです。
こうすると、余分な水が肌にかからないので、水の冷たさを暖和できます。
また、溜めた水の中で目をパチパチ開閉すると、眼球の汚れも落ちてスッキリしますよ。
溜めすすぎは一カ所に付き3~4回は水を変えて繰り返して下さい。
同じ皮膚なんだから、ボディソープで顔を洗って良さそうだけど、洗顔料に比べて脱脂力が強いものが多いのでやめた方がいいです。
しかし体よりも顔の方が皮脂腺も多く、
汚れやすいので、多少さっぱりしたもので洗っても良いんじゃない?と思う人もいるはず。
でも、常に服を着てガードされているボディに比べて、外気にさらされている顔は、適度な皮脂と言うガードがなければいけないんです。
また商品としてのグレードも、洗顔料よりボディソープの方が低い場合が多い。
なので、顔は洗顔料で洗いましょう。
石鹸とは、脂肪酸とアルカリの塩でできた洗顔料。
固形に限らずリキッドでも、脂肪酸塩からできていれば、弱アルカリ性の石鹸。
石鹸には軽いピーリング作用があり、洗い上がりはすっきり。
ただ、今はマイルドに洗い上がる石鹸も多く、一概には言えない。
しかし石鹸カスであるスカムが肌の上に残りやすく、それがスキンケアの浸透を妨げるというデメリットがある。
逆に、アミノ酸からできた弱酸性の洗顔料は、角質細胞を膨潤させずに洗うので、しっとりとした感触が特徴。
アミノ酸系の成分はあまり肌には残らないが、少し残った場合、それが刺激になる場合もある。
そうはいっても、弱酸性にしろ弱アルカリ性にしろ、弱いレベルであれば肌にはあまり影響しないんです。