お久しぶりです。

はじめまして。

YURAといいます。

 

といってももう見ている方がいないと思うのですが、

私は3年前にこのブログでBL小説を書いていましてですね、、。笑

 

前記事にとんでいただければわかると思うのですが笑

 

なぜいきなりブツリと更新が途切れたといいますと、、、。

3年前にまあ大変なことがありまして、いろんなところに転々としていたりして趣味に没頭する時間がなかったわけです。

 

夜逃げとかじゃないですよ、、。笑

 

つまり現在は、3年前とはかなり違った環境で生活しているわけなのです。笑

が、最近はまた娯楽を楽しむ時間もできまして~~笑

 

ちょっと落ち着いたのでこのブログを思い出しました。

ああ、なんかやってたな、とwwww

 

だからまた小説書こうかなって思いました。

 

まあ読み返したら3年前のこのクソ未熟な文はなんなんだと、、、。

がっかりびっくりですよww

 

今もあんま変わらないですけどね。笑

 

とにかく相変わらずボーイズラブは好きなので、新しい読者さんができるように更新していきたいと思います。

宜しくお願いいたします。

 

YURA

 

 


おひさしぶりです・・・・・・・。

年明けてからこんなにたっていた・・・。


ひえええ





前回のお話(6話)

1話はこちらから


____________________




真央は自分の部屋に入ると、

勢いよくベッドに飛びのった。



真緒の頭の中は、ぐるぐると混乱していた。


そんな頭の中を整理するために、枕をこぶしで叩きながら窓をにらんでいた。




------「俺、真緒が好き」。


真緒はさっきの言葉を思い出して顔を赤くした。


さらにキスもされたのだと、改めて自覚して思わず唇をぬぐった。


------俺のこと好きって・・・・



幼稚園から紘貴とは一緒にやってきたけど・・・。

いつから?

というかその好きは、恋愛感情を持った好きなのか・・・。

しかも自分たちは男同士だ。

なんで?どこが好きなのか?




疑問が沢山浮かんだ。




真緒は、顔を枕にうずめた。






------さっき、思わず「ごめん」っていっちゃったんだよな俺。



ごめんはとっさに出てしまった言葉で、とくに意味はなかった。

強いて言えばいきなりキスされて、びっくりして、さらに告白までされたから顔を見れなかったから出てしまったのだと思う。




そんなことを考えていたら、ドアをノックする音がした。


「真緒。あけて」



真緒は、ゆっくりベッドから降りてドアを開けた。


「・・・・・・・」


紘貴は、部屋の中に入ろうとしなかった。

「・・・入れよ」


真緒は目をそらして言った。



紘貴は、気まずそうに部屋に入った。


真緒は部屋のソファに座ると、紘貴はベッドの下に座った。



沈黙が12秒ほど続く。





「「--------っ・・・ごめん」」


二人は顔を見合わせた。


「はもった」

「・・・ね」



「・・・・あの、俺さっきは、びっくりして、なんていえばいいかわかんなくて、多分、そういう意味でごめんとか言ったんじゃなくて・・・えっと・・・。なんかごめん」


紘貴は真緒を見つめながら微笑んだ。

「・・・こっちこそ、いきなりキスしたりして、ごめん。・・・・・でも、俺は本当に真緒が好きなんだ。小6のときからずっと。」


「・・・・小6?なんで?」


「よくわからなかったけど、真緒が女子とか男子と話してるの見てるとすごくイライラしてさ。」

「それは友達同士でもなる奴もいるんじゃ」

「・・・そうなんだけど。覚えてない?いきなり俺が真緒のこと避けるようになったとき」




真緒はハッとした。

小6の頃いきなり紘貴に避けられるようになったときがあった。

帰り道は、違う人と帰ってしまうしこのことは、今まで謎だった。



「え?!あれって」


「そう。男なのに真緒と話してるとドキドキしちゃって恥ずかしかったから多分避けちゃったんだと思う。」






いろんなことをカミングアウトされ、

スッキリした部分もあったが、男が男の自分を好きと言っているのだ。



なんと言えばいいのかわからなくなって目を泳がせていると紘貴が口をあけた。


「俺は、真緒に好きになってもらおうなんて全く思ってないよ。今までみたいに、友達でいてくれれば全然」


「じゃあ、なんでキスしたんだよ」


「もうしない。ごめん」



そういうと紘貴は、部屋から出て行った。









つづく









ボーっとしながら、




シャンプーを片手に持ち




シャワーを出したまま




真央のことを考える。
















だしっぱなしのシャワーの水が、




背中を刺すように勢い出ている。






シャワーの水と同じように




自分の気持ちも、ボタボタといっぱいあふれ出て行くのがわかった。










とめようにもとまらないこの思いは




日々大きくなっていって、いつか破裂して理性が崩壊してしまいそうだった。












真央のことを考えるだけで




鎖骨らへんがきしんで、胸がうずく。
















シャワーの水を止め、




浴室のドアを開く。










タオルをとって、


とりあえず顔を拭いた。
















ズボンだけ履いて、




上半身は裸のまま廊下を歩く。
















「真央、出たよ・・・・って」
















真央、寝てるし。












「真央ー。起きろよー、こんなとこで寝たら風邪ひくよ。」








真央の身体をユサユサとゆするが


真央は全然起きてくれない。










閉じたまぶたからは、長いまつげがはえている。














・・・・真央、まつげ長い。
















そんなことを思っていたら




勝手に身体が動いて




次の瞬間、真央に顔を近づけていた。


















そして、真央の唇に




キスしてしまった。














自分がしたことに驚いた俺は




すぐに真央から離れた。














真央は、俺の気配に気づいたのか




ゆっくりと目を開けて






「・・・・・ん?俺寝てた・・・のか」








と目をこすりながら言った。


















「って、わあ!紘貴!出たのか!・・・・・・・・って服きろよ!風邪ひくだろ!」








真央は、俺がしたことに気づいていない。














「真央も風呂、はいってきなよ」






「うん」












真央の顔を見るだけで、




気持ちがおさえられない。












危険すぎる。自分。








自分は、やはり男なんだと感じさせられた。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
















「お風呂でたーー、っていいかげん服きろよ紘貴!」






真央は、顔を赤くして若干呆れた顔でこっちを見ている。












「ねえ、真央」






「ん?」










俺は真央の前にたち




真央に顔をちかづけた。








「ひっ、紘貴!?」












真央の髪をつまむ。








「タオルの糸、ついてるよ」




「あ、あ!ああ!ありがとう」





真央の明らかな動揺ぶりに
紘貴は笑ってしまった。


「ふはっ」

「な、なんだよ」

「本当真央は可愛いと思う」




その瞬間、

真央の顔はゆでだこのように真っ赤になる。


「そういうの全然嬉しくないし!俺男だし!」



「真央、顔真っ赤だよ?」


わざと真央をいじめてみる。






「・・・・・・俺もう寝る。」


真央は少し焦った顔をして、リビングのドアを開く。







真央の恥ずかしそうにリビングを出て行く姿を見て、

俺の中のなにかがはじけた音がした。












気づけば、真央の腕をひっぱっていた。







「?!ちょっ・・・・・紘・・んっ」




「・・・真央」


「んっ・・・。紘貴!やめ・・・ん」




真央の薄い唇に自分のそれを
何回も重ねた。






まだ濡れている真央の髪の毛先から
小さなしずくが落ちる。





「はあっはあ・・・はあ・・・」



真央の瞳は少し潤んでいた。




「紘、紘貴、なんで・・・」





「・・・俺、真央が好き」




理性がなくなって、キスをしてしまって、
アタマの中がおかしくなって
自分で何を言ってるのかわからなかった。



―――――なにやってんだ自分。






真央はすごく戸惑った顔で

「ごめん」

とだけ言うとドアをあけ二階へ逃げるように走っていった。










つづく