今朝は今回の旅で1番ゆっくりの出発だ。

鹿児島中央駅近くに宿泊した。

昨日の雨はあがったがまた今にも降り出しそうな雲だ。

鹿児島中央駅は新幹線の南の終着駅となっている。

熊本駅同様今風の立派な
ビルだ。



もしかして駅から桜島が見えないかと駅の中を一廻りしたが無理だった。

やっぱり周りは高いビルで囲まれている。

本日は明日の宗太郎越に向けて特別な予定はなく、宮崎県入りしてベースキャンプ地延岡を目指す。

日豊本線の旅の始まり。

これから太平洋側に出て大分まで北上する。

最終日には小倉に至り日豊本線完乗となる。

9時ちょうど発宮崎行に乗り込んだ。

クハ816-27、2両編成。

こちらはこの型が活躍しているようだ。

木製のシートが薄いし圧迫感がない。



鹿児島駅を出てしばらくすると桜島が間近に見えてきた。

ただ昨日の開聞岳同様半分より上を見ることはできなった。

隼人に停車。

ここは肥薩線の乗換駅で初日に泊まった八代まで通じていたのだが、現在は水害で八代吉松間は不通となっている。

通常運行されていれば乗車したかった路線なんだが。

残念だ。

各地の水害などで不通になっている路線はいくつもある。

復旧され昨年乗車できた只見線は感動したが、復旧できることはめずらしいことのようだ。

JRの採算性議論が進む中で、そのまま廃線となることが心配だ。

ローカル鉄道が好きだから。

霧島神宮に着いた。

たくさんの大学生ぐらいか若い男の子達が降りていった。

霧島神宮へ行くと思われる。

あの高千穂の峰に剣を立てたという神話にまつわる霧島神宮の最寄り駅。

都城までは駅のあるところの他はずっと山深いところを走っている。

圏外エリアだ。

昨日までの鹿児島本線も日豊本線も単線区間が長い。

四国を廻ったときと同様よく線路を通したと思われる区間だ。

都城に停車。

鹿児島中央と宮崎のほぼ時間的な中間点。

都城といえば、何と言ってもあのカープの大エース、200勝投手北別府学さんの出身高校都城農業の名を思い出す。

私より4つ上だったが昨年鬼籍に入られてしまった。

青井岳までも本当に私的に一杯やるのにいい感じの区間だ。

南宮崎で日南線に乗り換えることにした。

鬼の洗濯板を見に行こうと思う。

南宮崎に到着、待ち時間でお昼にする。

3日目になるがまだラーメンを食べてないのでお店を探す。

丸金本店の丸金ラーメンをいただいた。



マルタイ棒ラーメンの味がした。



とても懐かしい味。

12時半過ぎ、日南線志布志行に乗った。



日南線も指宿枕崎線に負けない盲腸線だが、志布志までは片道2時間半で時間がかかりすぎるのであきらめた。

1時前青島に到着。



鬼の洗濯板と青島神社までは歩いて15分程。

海岸が近づくにしたがい波の音が大きくなる。

青島へは橋が架かっている。



橋を渡ると波しぶきが高く、橋の上までかかるところもある。

鬼の洗濯板は橋を渡った右手に広がっていた。



本当に不思議な地形をしている。



そのまましばらく歩いて青島神社に参拝した。



1時間半程滞在し南宮崎行に乗った。

南宮崎と、


宮崎で


それぞれ乗り換えて延岡に向かう。

宮崎に来たので今夜は焼鳥を食べょうと目論む。

南延岡を通過。

さすがに旭化成の城下町、ずっと工場が続いてるよ。

5時半前に延岡到着。

旨い焼鳥に出会えますように。

おしまい