朝6時前旧宅を出た。
冬の旅の始まりだ。

6時34分大宮から宇都宮線に乗り込む。

本来であれば高崎線に乗るはずだった。
しかし只見線は今日も不通見込みとの情報。

年内からの大雪で予定の大幅な変更を強いられた。

当初只見線プラン、陸羽東線バックアッププランとも雪の影響を受ける可能性が高くなり、行き当たりばったりの旅となってしまった。

七時を回り日が昇ってきた。
快晴だ。
間々田まで来たが、車内はまだ立ち客がいる。
平日で通勤客が多い。

宇都宮到着。
8時2分発で黒磯へ。
やっと座席に間が空くくらいの乗客になった。

かつて仕事で小山や宇都宮までは何度も来ることがあった。
東北本線在来線の宇都宮以北に乗車は2017年18きっぷ冬の旅以来である。
あの時も遊佐で宿泊シたかは良かったが、翌日暴風雪で羽越本線が止まり酒田に戻れなくなり大変だった。

氏家辺り、向こうに雪をかぶった山々が見え始めた。
線路脇が田園風景で広く開けてきて見晴らしがいい。

矢板をは過ぎて、雪の那須連山が近い。
白く霞んで見えるのは、雪が降っているのだろう。

黒磯発9時8分で新白河へ。
リュックサックで移動する人も多い。

白坂に近づく。
線路沿いも雪で白くなった。

新白河発9時52分で郡山へ。
福島県に入りひと期は寒い感じがする。
雪はところどころ白い程度だ。

東北本線とはいえ、列車は1時間に1本。
車内は結構混んでいる。

郡山が近づきあれこれ考えたが、会津若松に向かうことにした。

郡山では45分の待ち時間。
磐越西線11時15分発。
車両前面には雪がかなり付いている。




磐梯熱海に着くと雪がちらつき始めた。

中山宿を過ぎてトンネルを抜けると完全な雪国になった。
なんだか気分が揚がる。




スキー客も多い。
磐梯町でドドッと降りていった。
外は真っ白に雪が降っている。




会津若松着。
天気は急に変わって晴れている。

駅の案内掲示を見ると、只見線なんと運行。
しかし行ってしまうと戻れないので今回は断念。
13時5分小出行の出発をカメラに収めた。




この後は思い出の喜多方に行くことにした。
ラーメン食べてこよう。

磐越西線喜多方行13時25分発。

喜多方駅に着いた。
近いところで、チャーシューメンをいただく。
あっさりしょうゆ味が結構好きだ。





5年前お世話になったあのお店はまだやっていた。
コロナでどうなっているかと心配していたが安心した。




市役所近くの前回お世話になった旅館とラーメン店を確認して会津若松に戻る。
街歩きの間晴れていたので助かった。

さて、今夜は何をいただくか。

おしまい