出身高校の同窓会総会が開催されるため、旧宅へ移動する。

実家で学生時代をずっと過ごした私が、さいたまの旧宅へ同窓会で行くのは普通なら少し変だ。

我が校同窓会は、本部の他に支部がいくつがあり、その内東京支部は活動が古くから盛んで、私も長くそこで同窓生と交流してきた。

今年実家に戻るにあたり役員を降ろさせてもらったが、今回はお礼もあり上京とあいなった。

これもLCCがあるから気楽に行ける。

当日は同窓会総会と合わせて、恒例で同期会も行うので、これも楽しみだ。


(以前の同期会)


旧宅に戻るととても楽しみにしていることがある。

もう20年近くになるだろうか。

長くお世話になっているすし屋があり、ここを訪れることだ。

今年4月開業50年を迎えられた浅草の名店である。



おすしはもちろん大変美味しい。呑兵衛の私はもっぱらつまみで肴をいただくものが多くなってしまうが、ネタの種類は随一、季節に合わせて肴を思考を凝らして出してもらえる。








今回楽しみな肴は、香箱ガニだが。

諸氏ご承知のようにいよいよ解禁され、2ヶ月程しか楽しめない。

魚は多くのものがここ近年漁獲が減り、ズワイガニもやはり価格は大変の様だ。

私がこのお店が好きな一番の理由は、居心地がとても良いことだ。

創業ご家族を中心に創業時以来の板さんはじめ人が素晴らしい。

ついつい飲みすぎて、初代の親父さんに「うちは飲み屋じゃねぇ」と叱られてしまうこと度々。

今は二代目が一粒ずしで国内のみならず海外からも取材、来店があり、さらに日々研鑽を積まれてアメブロ他で毎日発信を続けられている。

これも素晴らしい。



まあ、こちらの魅力を書き出すときりがないし、文には書ききれないことが多いのが本音だ。

近年のコロナ禍も大変なご苦労がある中もしっかりと経営されている。

やっと少し上向いてきたとのことで、こちらも嬉しい。


さあ、今回の移動も楽しみがたくさん。

フライトが楽しみだ。


おしまい