第1回 ADHDとゲーム依存と、親子の10年戦争

第2回 ADHDの何が悪いんですか? 普通の人の物差しで測らないでください。
第3回 2軒目のメンタルクリニック スナイパーになるならいいけど

第4回 薬が効いた? 5日目の奇跡

第5回 ゲームと勉強の攻防戦の向こう側

 

 

塾に入って半年。日々ゲームとのバランスにもめながらだったけど、
成績はそれなりに上がった。

祖母:早慶附属高校に入れたらおばあちゃんがお祝いに100万円プレゼントする。
本人:じゃあゲーム部屋作れるじゃん。
私:高校生になったら大学受験のない環境で勉強と両立してゲームも楽しめればいいね。
塾の先生:十分射程圏内です。自頭がとてもいいのでちゃんとやれば間違いなく入れます。それがいいね。

「中3になったらゲームは我慢して受験勉強頑張って大学受験のない附属高校に入る」
そう約束・目標にして本人もそのつもりだった。

私は日々のゲームやらせろ要求に本当に疲弊してたので、

ゲームでもめることなくなったら最高だよなってとても期待してた。


だけど・・・ 移行は全くうまくいかなかった。
最終日、思う存分ゲームやって明日からは我慢して頑張る!ってしたはずだった。

ゲーム断ち初日。

勉強やろうという気持ちは見られるが、ゲームという餌がないとなかなか取り掛かれもしなかった。
本当に頑張ってなんとか始めてもまったく集中できない。

乗り越える日は来るのだろうかってハラハラ見守ってたけど・・・
そんな日は来なかった。

ゲームの代わりにYouTube実況へ執着が移った。

スマホはもともと時間制限かけてたけど、

時間制限が効かないバックグランド再生の“音楽”としてゲーム実況動画を聞き続ける。
薬は「気持ち悪い」と言ってだんだん飲まなくなる。
塾と何回も話し合ってスマホルール決めるも毎回破綻。
学校の提出物もゼロ。

塾もさぼるようになり、学校PCで隠れてゲーム。
祖母宅で長時間スマホ。

本人も毎日イライラして、ちょっと何か言われただけでもブチぎれる。
暴れる、物を壊す、暴言。
家庭は常に緊張状態となった。

 

つづく