今日、W杯で戦う
23人の選手が発表された。
その中で代表選手に選ばれた、
大久保選手。
今日はその大久保選手の
裏側にあった真実のドラマを
お話したいと思います。
彼は、
4年前の2010年、
日本代表の一員として
南アフリカ・ワールドカップの
ピッチに立つ。
そして、
2012年のアイスランド戦を最後に
一度代表を遠ざかることに…。
2012年に所属し、
J2に降格したヴィッセル神戸では、
リーグ戦年間わずかに4ゴール。
本人は
J2へ降格させてしまったことに
責任を感じ、
残留を希望したけれど、
クラブ側から交渉の席で
移籍を勧められたため
移籍を検討することになった。
川崎Fに加入したばかりの
大久保だったが、
第2節の大分戦で、
加入後初ゴールを挙げると、
その後も得点を量産。
大久保は、
自らの存在理由を証明するために
川崎フロンターレの選手としての
ゴールが必要だった。
そんな活躍の裏には、
実は、誰も知らない
他界した父への熱い思いが
あった。
昨年5月12日、
長年内臓を患っていた父・克博さんが、
大久保ら家族にみとられて
61歳の若さで息を引き取った。
移籍1年目の活躍の裏には、
5月に他界した、
大好きな父への
思いがあったのだ。
2012年の段階では、
代表になることなんて、
考えてもいなかった大久保。
5月にお父さんが亡くなってから、
父から言われた
「代表になれ!」
という言葉とともに、
代表入りを考えるように
なったそうだ。
父からの言葉。
「日本代表になれ
空の上から見とうぞ」
死を覚悟した父が、
弱った体を気力だけで
支えて書いた細い文字。
大久保は泣き崩れた。
「紙を見るまでは
日本代表は諦めていた。
どうせ入らないし、
いいかなと思っていた。
でも、もう一度頑張ろう!
という気持ちになった。
(遺書に)残すまで
思ってくれていたんだから」
震える筆跡で
残された遺書に励まされ、
父との約束だった代表復帰のため、
昨季は得点王をつかんのだ。
得点王だけではなく、
大久保はベストイレブンにも選出され、
2つの個人賞を受賞した。
この父と子の深い絆が、
今こうして代表という結果を勝ち取り、
私たちにまで、
深い感動を与えてくれた。
人間の思い、つながり、絆は
本当に心の底から人間を強くし、
不可能を可能に変える
無限大の力を湧き立たせるんだ!
と強く感銘を受けた1日でした。
誰かの思いに応えたい‼︎
と本気で思えた時に、
自分では分からない可能性が、
発揮され、
人生を変えていくきっかけになるんだよね。
W杯楽しみ🎶
