私は亡くなった父が大好きだ。
ショック過ぎるのか、何年に逝ってしまったとか…記憶が曖昧であるが。
父は元自衛官で、道理の通らない事が嫌いで、強いけれど何処か小胆な人で、とても格好良かった。
そんな父は私にとってヒーローだった。
彼からは、父の香りと同時に、男性性を感じさせる香りがした。
初めてくろさんに会った時、好みの香水の様な…えも言われぬ良い香りと、父の香りに似たモノを感じさせるそれを纏っていた。
私のヒーローの香り。
そして私はその香り、即ち自分の本能を信じている。
愛している、と言う言葉では足りない位大切な人を、大切に出来る心が欲しい。