母が死んでからあれこれ | アラサー大学生の日常

アラサー大学生の日常

四捨五入したらアラサーの大学生

私の両親はいわゆる毒親というものだと思う。

 

先日母が他界したのだが、

全くと言っていいほど悲しくなかった。

 

母が死んで感じたことは以下4つ。

 

1.思ったよりも早く片付いて、金銭面で負担が少なくて良かった

2.母親の顔色を伺う必要がなくなった、楽になる

3.相続放棄の書類集めが面倒だ

4.母親の介護をする必要がないので将来安心だ

 

葬儀は平日で、大学の講義と被っていたため

参加しませんでした。

 

上記の4つの感情の捕捉としては

1→母は2020年11月、クモ膜下出血で倒れてから脳死状態。

  今年2021年6月に死亡。

  急性期を過ぎていたので入院が長引けば入院費がかさんでいた。

  正直、死亡したことにより安心した。

 

2→母と私は不仲だった。

  「お前はダメだ」と言われ続け、母と過ごすのは苦痛だった。

  やること成すことに文句を言われていたので、

  それらから解放されて楽になれる。

 

3→母は夜の街で遊び歩くのが趣味だった。

  昨年母が倒れた時には、

  母のためにエルメスの指輪を用意していたという、

  訳の分からないおっさんも登場。

  素性の知れない男性を家に連れ込むこともあったので、

  家族の知らない間に借金があっても不思議はない。

  もしものために、相続放棄は必須だという結論に至った。

  しかし、私は東京を離れており

  書類を郵送で集めねばならず、時間がかかる。面倒この上ない。

 

4→親の介護というのは大変だ。

  仕事に影響が出る人もいる。

  将来介護しなくていいというのはありがたい。

 

 

そして、母の死をきっかけに発覚した最大の問題は、

 

「他の兄弟から私が金を持っていると思われていた」

 

ということです。

 

私は、父方の親戚から入学金を援助してもらって

特待生として現在の大学に入学し、大学に通っている。

 

その親戚から、定期的な支援は受けていない。

 

しかし、どうやら兄弟たちは私が定期的に支援を受けており

金銭的に余裕があると思っていたようだし、

何なら、今もそう信じ込んでいるようだ。

 

私は4人兄弟で

兄姉私弟、の順。

 

そして、上2人とは異父兄弟にあたり

 

兄姉は母と前夫の子供

私と弟は両親が同じだ。

 

自分でも何故か分からないが

4人兄弟の中で、私だけ異質で

他の兄弟と仲が悪い。

 

ゆえに意思疎通はとれず

金銭面でも誤解を受け続けているのだと思う。

 

私は今まで、自分が金銭的にゆとりがなくても

家族に迷惑をかけてはならない、と思い

嫌なことがあっても口に出さず我慢して、飲み込んできた。

 

それがいけなかったのだろう。

 

貯金はあるが、それは

弟が海外旅行へ行ったり、物を買ったりしている間

私は我慢して、バイトに励んで。

 

そうして貯めたお金だ。金銭的に余裕があるわけではない。

 

だというのに、弟は私に向かって

 

「金がないのなら誰かから借金しろ」

 

と言ってきた。

 

理解できない、と思った。

 

母が死んで、父や兄弟の人間性が

再認識できてある意味ではよかったのかもしれない。

 

私にとって、彼らが大切でないと確認できた。