このブログは、私に起こった理不尽すぎることを、

フィクションで書いていたのですが、それが消化し切れてないまま、

公務員を退職しました。

 

最後の最後まで後味の悪い対応でした。

 

新しい組織を作るということで、

これまで届かなかった、困っている子どもたちやその保護者、ご家族、学校や保育園・幼稚園・療育機関などの社会資源や地域と、

足並みを揃えて支援していきたいと期待に胸を膨らませていた思いは、

 

見事に玉砕し、

これまでの組織よりも低俗なものとなりました。

 

一般的な見方からすると、

「雇われたんだから、雇い主の意向に従って働け」とか「上司の意見に背くなんて」

「職場には嫌な人もいるから、我慢して働け」

など色々とご意見があることは重々承知ですが、

 

私は、自分を曲げられなかった。

利用者を不幸にするだろうやり方に従うことはできなかったし、

利用者も、職員も怒鳴り散らす上司と、

好きな人や目上の人には優しく、嫌いな人や目下の人は基本的に存在自体がないように無視する上司、

その人たちに嫌われたくないと、いじめを黙認する職員の中では適応できなかったし、

適応したら適切な支援ができなくなると思った。

 

自分を曲げてしまったら、子どもが傷つくし、もしかしたら死ぬかもしれない。

保護者さんも、傷ついて、今まで以上に子どもを可愛いと思えなくなるだろう。

と、最後の最後までお話し合いを続けましたが、無駄でした。

また、労基や、各種ハラスメント相談窓口をはじめいろんなところに相談したものの、解決策はありません。

誰も、不適切な接し方をしている上司ズを注意することもなく、

周りに対する事実確認のヒアリンさえありませんでした。

 

私のお仕事の考え方を理解してくれた保護者の方からは、

理不尽な上司に対して、私のことを庇ってくださった方もいらっしゃいまして、

それはありがたいなと思った反面

この組織をどうにもする力がない自分が不甲斐なかった。

 

 

ここでこれ以上頑張るよりも、違う組織で、

困っている子どもや保護者、関係者や地域のために、

尽力できる場所はあると信じて退職することにしました。

 

 

気持ちが整理できたら、今までのことも少しずつ書いていきたいと思いますし、

私が行った解決のための行動について振り返り、

次に同じ思いをした誰かの参考になればいいなと思います。