だいぶこのブログの趣旨とはかけ離れますが、無駄ではないだろうと思ったのでやってみます。
来年度以降受験の人は、ちょっとは参考になるかなー??ww




「受験を乗り越えた人に送るバトン」


第1問 受験勉強をやり始めたのはいつごろですか?
数国は高1ぐらいからコツコツと。高2から本格的にやったかな。
英語はもともと得意だったから、中学の頃から高校の内容に少しずつ踏み込みだして、先取りでやったかんじ。
理科は高2から基礎をやりだして、本格的にやったのは高3から。


第2問 どの教科からやり始めましたか?

英数国です。
なによりもこの3教科が基本!!!
国語ができなきゃ化学はきついし、数学が出来なきゃ物理が分からなくなる。
英語は実力と点数がほぼ比例してくるので、得点源にしやすいから重要です。


第3問 一番ほっといたのはどの教科ですか?
社会(倫理)。
センターでしか使わないし、学校では授業を選択しなかったので、夏くらいにとりあえず一通りガッと流し読みしてほっといて、センター直前に過去問とか問題集を使って叩き込みました。
8割くらいはすぐに安定して取れるようになるよ。(国語が得意な人は特に。)


第4問 勉強するのは学校派?家派?
ほとんど家でやってたかな。
あとは近くの大学の図書館。そこは机は広いし静かだし、周りみんな勉強してるしで集中出来ました。


第5問 記述模試の自己採点は、自分で部分点をいれる?いれない?
点数には入れずに、ひたすら辛くつける。
解説読んで、ここまで分かってたのになぁ~、という確認程度ですませ、部分点は考慮しない。
自分で低く出しておくと、部分点もらえたとき嬉しくなるしww
あとは、「あと一歩。この式の変形さえ思いつけば正解だったんだよなぁ~」みたいな『惜しい』場合、
「惜しかったおしかった」で終わらせることなく、どうしたらその発想にたどり着けるかを自分でよく考えることが重要だと思います。(というのは塾の講師の受け売りですがww)


第6問 オススメの参考書はなんですか?
英語 英文法正答識別法 永田達三 学研
   ちょっと難しいけど、英文法のココロがちょっと垣間見れるかも?!中~上級者向け。

英語 中学英語で大学入試英作文が解ける 山田弘 エール出版社

   日本語表現を英語にするときには、英語ならではの『発想の転換』が求められますが、それは非常に難しいもの。ネイティブじゃないとなかなか…といった感があります。しかし、この本では『英語に直訳しやすい日本語』が『英語の語順』で解説として載っているため、『日本語で先にこう発想しておけば、中学レベルの語彙ですんなりとこんなことまで書けちゃうんだ!』と感動出来ます。さらに、同じ構造でハイレベルな単語を使ったバージョンの解説もあり、受験英語以上の力がつくことでしょう。

数学 河合塾シリーズ やさしい理系数学50テーマ150題 三ツ矢和弘 河合出版
   オーソドックスな問題ばかりで、理系入門者にはちょうど良いでしょう。例題には2~3この別解が紹介されているので、それを読みこなすことで発想が豊かになります。演習問題の解答も別冊で詳しいので、高校1~2年生にはおすすめです。

数学 スタンダード/オリジナル 数学演習 (IA・IIBとIIICがある。) 数研出版編集部
   老舗の定評ある問題集です。解答は略解であまり役には立ちません(一応別冊で解答が出ているみたいです)が、問題は良問ぞろいで別格。これがあらかた解ければ、もう怖い問題はないといってもよいくらいです。教科書傍用の演習問題集をやりおえた高校3年生が、夏前あたりからやり込むのに最適。ただし分からなければ、絶対学校の先生にでも聞かなければいけないでしょう。

数学 理系数学入試の核心 Z会出版編集部
   問題数や類題数にはかけますが、難関大の問題の手応えを確かめるのにはちょうどよい。解説もわりとしっかりしてます。ただし、パターンで解けるものも多く、問題に深みはないのですぐやり終わってしまいかも。

物理 新体系物理I・II 下妻清 教学社

   公式を穴埋め形式で導出させたり、論述問題が含まれていたり、本質的な理解を深めるのには最適。僕はこの問題集が大好きでした。既習事項でないと、解説がやや薄めなので分かりづらいのが難点なので、教科書で一通り学習し、併用してこちらを解くスタイルをお勧めします。ほとんどがオリジナルの問題で、他では絶対お目にかかれないようなものを題材とした問題もあるので、普通知らないような実験とかを題材にする難関大の受験者にはうってつけかもしれませんね。

物理 物理I・II重要問題集 数研出版編集部
   言わずと知れた名問題集。たいていのパターンの問題はそろっているので、一通り解いておくととりあえずたいていの模試では「あ、たしか類題やったことあるナ」と感じられ、安心出来ると思います。良問ばかりですが、物理ヲタには物足りないかも。

物理 難問題の系統とその解き方 物理I・II 服部嗣雄 ニュートンプレス

   物理の難問ばかりを集めた問題集。演習問題の量も多く、(ただしあまり解説は親切とは言えないが)質も高い。例題を解くだけでも相当力つきます。例題の方の解説は親切なので、こちらをひたすら解き込むのがよいでしょう。ただ、「なぜこの座標軸でいけるのか」とか、「なぜ運動方程式でなくエネルギーで攻めているのか」とか、そういったことを考えて解説読まないと、効果は半減します。


化学 化学I・IIの新研究 卜部吉庸 三省堂

   高校履修範囲を多少逸脱した範囲も含まれるが、その解説に無理がなく、十分高校生も理解可能。大学受験化学のバイブルです。演習問題やその解説はほぼ皆無ですが、学習事項の理解は深まります。「暇さえあれば読んでる」くらいになれば、難関大の論述対策は十分でしょう。実験に関する話題も豊富です。一冊持っていればとりあえず他の参考書はいりません。

化学 化学I・II重要問題集 数研出版編集部
   さきほどの物理で紹介したもののシリーズです。編集コンセプトは同じなので、物理のと似た印象。

化学 セミナー化学I+II 第一学習社
   いわゆる教科書傍用問題集ですが、問題数・解説の丁寧さは抜群です。初~中級者が基礎を固めるのに有効です。やはり化学は暗記事項も多いので、基礎知識は本当に重要です。もはやパターン化できちゃうような、ありがちな計算演習とかも、この問題集で徹底しておくと複雑な難問を解いた時に困りません。

化学 精選化学I・II問題演習 宇都宮允俊・他共著 旺文社
   俺は論述対策用として買いました。簡単に各単元のポイントがまとめられているので、確認に有効。問題も少し高級になってきて、ちょうどよいかと。


こんなとこでしょうか。
基礎→入試標準レベル→難関大・入試上級レベル と、段階を踏むとスムーズだと僕は思います。
友達には、基礎が終わったらすぐ上級レベルに入って、色々なエッセンスが詰まった問題をじっくり解く方が力がつく、と言っている人もいるので、自分にあった参考書・問題集・学習パターンを見つけて下さいね。


第7問 受験期にいきつけだった場所とかありますか?

自宅近くの大学の図書館。
あそこまじサイコーww


第8問 「マジ勉強してないよーやばいよー!」という友人の言葉を信じますか?

特に僕の高校の場合、97%は信用出来ません。
やってなくても自信があるか、実はやっているので自信がある場合にしか言わないセリフですww


第9問 ターゲットは折って使う派?隠す派?
単語帳は嫌いだったので、あまり使いませんでした。
DUOをひたすら見まくって、あとは長文問題を解きながら覚えていった、という感じ。


第10問 「ドラゴン桜」読んだ?「ゴロゴ」覚えた?

どちらも使ってません。


第11問 センターに散った。

むしろセンターで実力以上出た口です。
教科によっては散りかけたのもありますが、あくまでセンターは総合点数の勝負なので諦めてはいけません。


第12問 実はすべり止めにすべった。
第一志望にしか出願しませんでした。
すべり止めなんて受かってもいかず、浪人を選ぶ覚悟だったので、お金とエネルギーの浪費かな…と。


第13問 受験はゲームだ。Yes or No?

いえす。
たしかに、特に理系の場合受験勉強が大学での講義の基礎知識になってくるので、受験では出ないような範囲まで深く勉強しておくとよいですし、ゲームとは言えません。
しかし、『受験』そのものは、問題との相性もあるため、まさに『ゲーム』。
それくらいの感覚で楽しむくらいの余裕をもたないと、緊張で力が出せなくなっちゃいますよ。
いやまじで。


第14問 塾に行ってた?何塾?

SEG
中高一貫コースに通っていました。数学と理科は基礎として高校範囲を一巡したところでやめましたが、英語は中1~高3まで、ずっと同じ先生で上のクラスにいました。あの英語の授業は最高です。受験期はテクニックも教えてもらえますが、それまではひたすら英語の本質をふまえた授業展開。そのおかげで英語が相当強力な得点源になりました。

個人塾
ここではSEGで基礎事項の理解が終わった後、数学と理科を習いに通いました。選抜クラスがあり、5人程度で、みんなでわいわい問題を解き続け、分からないところを先生に聞く、みたいなひたすら演習をするスタイルでした。使っている問題が旧課程時代だったり、はたまた昭和の頃だったりと古いものが中心なのですが、新課程と違って内容が深いのでとても勉強になります。


第15問 最後の模試の判定はなんだった?
B判定の上のほう。あと数点でA判定みたいなポジション。
むしろ後期出願校の方がC判定www


第16問 人とのコミュニケーションを忘れかけた。メールをしない日があった。

メールをしない日はあったかも。
特に学校行かなくてよくなっちゃった2月以降とかね。
ただその分ネットでチャットとか…(死
 ※注・真似をしてると落ちますよww

第17問 眠たくなったら、寝る!!
当然です!
ただ、問題を解いてる途中だったら、解ききってから寝る!


第18問 思い返すとあの頃は充実していたと思う。

受験期もパソコンいじってたし、他の人に比べるとやや不完全燃焼だったかもしれないけど、やっぱり目的をもって勉強している時期って充実しているよね。


第19問 今から受験の人に、一言。
よく考え、よく悩み、よく遊び、よく寝ることです。
勉強にばかり傾倒すると、精神衛生上よくありません。
メリハリをもって机に向かいましょう。

ここからは俺の先生の言葉です。

受験なんて、たかが人生のほんの一部。
受験の結果で人生変わってしまうほど、俺たちの人生はつまらなくはない。
受験の先を見据えて、足下を見つめなさい。
そうすれば今すべきことが見えてくる。

模試とか、センターの結果とかで一喜一憂し浮つくことなく、
冷静に虎視眈々と勝利を狙いにいってください!!


第20問 このバトンをやってほしい同志を3人以上指名しなさい。
    (但し違う高校の出身者を1名は含むこと)

どなたでもどうぞー。
 ※注・決して同志がいないわけではないぞ!!……たぶんww
みなさん、お久しぶりです。
約一年ぶりに戻ってまいりました。

というのも・・・


無事に大学合格しました!!!


一般入試より一足お先にサクラサクですvv
でもAOもセンターあったし、小論文英語だし、口頭試問はあるしで大変だったんですがねσ(^^;)


進学先は、東●大学工学部情報(…中略…)学科 というところです。
すぐバレそうですが、ちょっとだけ隠蔽工作ww
将来は脳科学と人工知能・知能ロボティクス系分野の研究職に進みたいと思っています。





このブログでは、自分の興味ある分野の内容や、大学の授業の再現みたいな内容を書こうと思います。
あとは理系思考満載の友人トークとかね。

なるべく文系の人や理系志望の高校生にも分かるよう、
専門的な内容に関しては、適切な言葉を選んで展開していきたいと思います。



自分が高校生の時に欲しかった、大学での学問が垣間見れるようなブログを目指します。

高校生で
『発展的な勉強を教えてほしい!』
とか、
『宿題のヒントほしい!』
とかあれば、コメントなりリクエスチョンなり下されば対応したいと思いますので(^^)ノシ

不定期更新になると思いますが、新たな門出となったこのブログを、どうぞよろしくお願いいたします。
最近、半導体にはまりました。
といっても、ここ1年ほどですけどね汗

ということで、半導体について取り上げたいとおもいます。
シリーズ形式で、数回に分けて執筆していきます。
予定では、バンド理論あたりもしっかり理論展開していきたいと思います。

さて、第一回の今日は、半導体の定義から。

地球上には、本当に様々な物質が存在しています。
それらを電気的性質のもとに分類すると、金属のように電気をよく通す伝導体、ガラスのように電気を通さない絶縁体(誘電体)、その中間的性質を示すもの~つまり半導体~の三者に分けられます。
歴史的にも、琥珀が帯電(当時まだ帯電という知識はありませんでしたが)して他の物質を引きつける性質があると知られていたように、日常の経験から静電気を通して伝導体については古くから研究されていたようです。
半導体というのは、伝導体と絶縁体の中間性質である「電気を通したり通さなかったりする」という現象に一番の特徴があるわけですが、それが必要とされ始めたのは電子機器産業が勃興し始めてからのことです。というのも、トランジスタなどを作るのにあたって、電気を流したり流さなかったりする半導体の性質が必要不可欠であったからです。

では、もう少し厳密に定義しましょう。
『電気の通しやすさ』という観点から先ほど物質を三者に分類しましたが、それは学術的にも同じ発想で、半導体の定義は電気抵抗率によって定義されます。すなわち、

『半導体とは、電気抵抗率Rが 10^-5=
また、蛇足ながら、英語では伝導体のことを「導く」という言葉を語源にもつconductorといい、半導体は「中間」を意味するsemi-の接頭辞をつけてsemiconductorと表記します。ちなみに日本で用いられる「半導体」という語は、歴史的にはドイツ語のHalbleiterの訳語だそうです。

まぁ、こんな中途半端で一見扱いにくい物質も、うまいこと長所を利用するととても大きな価値が生まれるのです。ま、もちろんメインの面白さは半導体中の電子のふるまいにあるわけですがねv

では、ま、初回はこれぐらいで。
みなさん、はじめまして。
管理人の隆之介です。

このページは、『高校生が理解できるギリギリのレベルで数理科学を研究する』という目的で作りました。
管理人がこの春から高校3年、世に言う受験生となる関係上、記載する内容は、
『受験に関する数理分野の発展内容』もしくは『大学教養課程で、かつ管理人が理解出来るもの』
に集約されます。
しかし、まだ浅学なため、理解不足による誤解などが含まれていることがあると思います。
そういった場合は、ぜひ厳しいご意見を下されば幸いです。

このページを通して、多くの数理科学に興味関心を持つ高校生の同志、
そして、先に科学の道を歩みだしておられる先輩諸氏との
コミュニケーションの輪が広げることができれば嬉しいです。
記事に関する内容以外でも、コメントなど残していって下さいね!!

先ほども書きましたが、受験生ですので、どうしても更新は不定期となります。
更新が途絶えている時は、「受験勉強頑張っているんだな」と思って、
暖かく見守っていただけるとなお嬉しいです。

それでは、末永く、よろしくお願い致します。