食生活が欧米化してきたために急激に増えて、今では4人に1人は糖尿病だと言われています。
私達が食べ物を食べると、体内で食べ物を、分解・消化吸収され、様々な栄養分になる事は、分かりますよね。
その1つにブドウ糖と言うのがあります、筋肉や脳が活動するときのエネルギーであり、大切な栄養の1つです。
筋肉や脳(脳はほとんどブドウ糖のみが栄養源)が活動する時に、ブドウ糖を吸収するために脂肪を燃やし、エネルギーとして使うのですが、これを手助けしているのがインスリン(インシュリンと言う人もいる)というホルモンの1種です。
血液によって運ばれる栄養素のブドウ糖、この量を血糖値と呼ぶのですが、少なければ空腹感、多ければ満腹感を脳に伝達し、食欲をコントロールする役目も、「血糖値」つまり血液中の糖分濃度の役目になります。
体のすべての場所で必要となる栄養素のブドウ糖、血液の中でこれを運ぶのが赤血球(ヘモゴロビン)、なのですが、ブドウ糖と結合した摂家休をヘモグロビンエーワンシートと呼びhba1cで表します、赤血球から体の中に取り込ために必要なインスリン(膵臓で作られるホルモンの1種)なのですが、何らかの理由でインスリンがうまく働かなくなる病気の事を糖尿病と言います。
ではなぜ糖尿病と呼ばれるのか、血糖値が高い状態を慢性高血糖と呼ぶのですが、これを下げるために、体内で吸収しきれない分を、他の不要分と一緒に、尿に混ぜて排泄します。
ゆえに糖尿病と呼ばれているのですが、このような慢性高血糖状態が続くと、様々な障害が起こり、時には命さえ落とす人もいます。
病院で、診てもらい自分に合った治療をしましょう、同じ病名でも症状は様々です、他人の話を聞いても、それが自分に良い事とは限りません。
● 糖尿病の判断基準
1) 空腹時血糖値 126mg/dl以上
2) 随時血糖値 200mg/dl以上(常に200以上の高血糖状態な事)
3) 75g OGTT検査 200mg/dl以上
(ブドウ糖を飲んで、一定時間後に血糖値を測る事)
上記の1つにでも該当した場合、再検査により判断されます。
また、のどが渇く、多量に水分を取る、急激な体重の減少などの典型的な症状があり、hba1cが6.5以上の場合も同じです、そして血糖値が200 以上だと、緊急時以外は手術が出来ません、傷口がふさがりづらく感染症になりやすため回復が遅れるからです。
● 糖尿病の種類
1) 一型糖尿病
膵臓でホルモンの1種である、インスリンを作っているβ細胞が壊れてしまいインスリンが絶対的に不足するタイプ。
子供のころに発症することが多いため、以前には小児糖尿病と呼ばれていた。
2) 二型糖尿病
日本で発症する9割以上の糖尿病がこのタイプで、膵臓の働きが弱ってきてインスリンの製造が徐々に減ることで発症する物と、何らかの障害(ほとんどが血管障害)で肝臓や各所の筋肉でインスリンがうまく作用しない物の2種類ある。
3) 遺伝子異常や膵臓の病気・感染症など、他の病気が原因で発症するタイプ。
4) 妊娠糖尿病
文字通り女性が妊娠中に発見されるのですが、生まれてくる子供に合併症が出る事もあるので注意が必要です。
★ 合併症とは
合併症と言うのは、1つの病気がもとで、他の病気を発症する事を言います、糖尿病自体は、血糖コントロールさえしっかりやっていれば、そう恐れる必要はないのですが、これを疎かにすると、糖尿病が進行して合併症を引き起こします。
3大合併症について
上から、脳や目に始まり下は足のむくみまで、様々な合併症がありますが、特に3大合併症は、今までの生活を失うどころか命さえ失うこともありますから、注意が必要です。
1 糖尿病性網膜症
目の奥にある網膜に、酸素や栄養を送り込んでいる毛細血管が詰まると、それを補う為に、新生血管が作られます。
新生血管は、水晶体などと複雑に絡み合っているうえ、非常にもろくちょっとした振動などでも破れてしまいます。
そしてこれが網膜を引っ張るため網膜剥離をお越し、最悪失明してしまいます。
2) 糖尿病性神経障害
* 末梢神経障害
手足の痺れや指先の感覚が鈍る、あちこちの筋肉が
つる、冷え
* 自律神経障害
立ちくらみ・排尿障害・勃起障害・便秘・下痢
3) 糖尿性腎症
腎臓の血管が詰まると、腎機能がうまく働かなくなり、血液中の老廃物
が、うまく排出出来なくなる。
5段階で進行が表され、最悪人工透析となります。
これらは、社団法人日本糖尿病協会発行糖尿病手帳より 引用したものです。