毎日、時間に追われるように早く早くと過ごしていると、何にもかににも効率を求めている。
『果てなき旅』を読み終わり、田中正造が西洋思考に影響を受ける描写になるほどと思う。

子育てをしながら、ごはんをつくり、仕事をし、掃除をし、家事をする。そんななかで、どうしたって、ゆっくりやろうという気持ちよりは、少しでも早くして、好きな本を読んだり、文章を書いたりする時間をつくろうとしている。

子どもに関する保護者会やPTAでも、とかく時間短縮、会議の効率化をはかってしまう。
いまでは、保育園は保護者会議時の飲み物をいれるのも面倒になってきているようで、がっかりしてしまう。
小さい子をそだて、働いているのだから1時間以内に終わらせるよう、レジュメをつくり、無駄話もしない。

ところが、村の役員会はまったく違う空気が流れる。終わったあとは、飲み食いをし、それがない時はお茶を飲み、お茶菓子をつまみ、世間話をする。どうということのない話をとりとめなく語り、ひょんな事があるとうれしそうに脱線する。こういうゆるい空気もいいなと思った。

なにせ無駄話、お茶のみ話と縁遠い日々。