朝丘戻さんの『Heaven's Rain 天国の雨』
号泣でした…。
「天国には雨が降らない」の章からあとは
もうずっと泣きっぱなしだったような。

読み始めたのは日曜日だったのですが、
中断することができず、翌日は仕事だというのに
小冊子まで読み終えたのは深夜でした。
読了し、閉じた本の傍らには
鼻水まみれのティッシュの山…。
そして月曜の朝は案の定、目が腫れておりました(笑)


読んでいる時も。
読み終えた後も。

愛とは。
幸せとは。
命とは。

心の中で様々な想いが入り乱れて。
うまく感想を書けませんでした。

だから、そのまま、続けて、再読を始めたのです。
平日は毎晩寝る前に読んでたのですが、
再読でもやっぱり泣ける……。
で、翌朝目が腫れてる……。
そんな1週間でした。

そして1週間後の日曜日に再読完了し、
やっと読メに感想をあげたのでした。

まだ買われてない方で購入を検討されてる方がいらしたら
小冊子付きの初回限定版を買われることをお勧めしします。
ぜひぜひ小冊子も読んでいただきたいと思いますので。

なお、輪廻転生のお話なので
苦手な方はご注意を。

Heaven's Rain 天国の雨 初回限定版
 著者:朝丘戻 イラスト:yoco

フロンティアワークス BL小説 2015年4月
★★★★★涙
【小冊子付】Heaven’s Rain 天国の雨 Limited Edition (Daria.../フロンティアワークス
¥1,944
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◆あらすじ(帯)
「人間の幸不幸を学ぶ必要のある者が
天使に選ばれる」


二十一歳の櫻凛は、バイト先の弁当屋に訪れる会社員・藤岡瑛仁(あきと)と不毛な関係にある。
病弱な凛は瑛仁への想いを最期まで貫こうと考えているが、藤岡にもまた、生涯想い、守ろうとしているものがあった。
無言のうちにできた いくつかのルールをもとに続く、すれ違いの関係。
そんな折、瑛仁の弟・暁天(あきたか)が現われて、
「兄から手を引いて俺のところへおいで」
と凛に告げ……―――

天使だった男と紡ぐ、
永遠に続く幸福への旅路。

生きること、愛することを
摯実な文章で綴る
温かい涙がこぼれる感動の一冊。
 ◆


感動は読メからのコピペですので、
上記の内容と重複している部分もありますがご容赦を。
それから、ネタバレ気味の感想となっております。
ご注意ください。

涙に濡れて読了。

自身の短命を知るが故願いさえ口に出来ないリンと
感情を持たない天使のタカさんが、
ささやかな願いを唇に乗せ、揺れぬはずの心を揺らし、
少しずつ距離を縮めていく細やかな描写に引き込まれて以降、
溢れる涙を止めることができないまま読み進めた。

記憶をリセットされるリンと
記憶し続ける暁天の輪廻転生は
過ぎる程に切ないけれど
愛しみ合うことで得られる幸せの温かさは
それをはるかに超える。

そしてそれは、
「いつの日か、きっと…」
という読み手の希望へと繋がって……感動。

リンの言葉で締められたラストにはあたたかな涙。

小冊子も良い話だった。
また泣かされたけど。
でも泣かない暁天の件を読み、
きっと私はるりと一緒で
テンちゃんの分まで泣いてるんだと納得したり(笑)
ラスト1ページも良かった。

実は。
初読時は心が揺さぶられ過ぎて感想が書けず、
続けて再読しての感想です。
(そのわりにはまとまってないってツッコミがありそうだけどwww)

(読了日2015/5/18)

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