沙野風結子さんの幼馴染み再会モノ。
沙野さん的には普通の恋愛とのことですが、
やはり沙野さんらしいテイストになってました~。
チャレンジングなぷれいもありますしね((・´∀`・))ンフッ♪

小学5年生の出会いから29歳の誕生日まで
という長い年月を要した恋愛の成就、
途中に別離があっての再会なのですが、
小学生から高校生までの部分が
分量も多く濃度も高いため、
再会後が急ぎ足過ぎて物足りない感もありました。

個人的には2段組でもっとじっくり書いて欲しかったところ。
せっかくの沙野さんのお話なのに
ページ数が足りないよ~と思ってしまいました。

余談ですが、この本はペーパー目当てでコミコミで購入しました。
ペーパー、良かったです!

幼馴染み~荊の部屋~ 著者:沙野風結子 イラスト:乃一ミクロ
リンクスロマンス BL小説 2013年12月
★★★★
幼馴染み ~荊の部屋~ (リンクスロマンス)/幻冬舎
¥898
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
肌冷えする梅雨のある日、母の葬儀を終えた石井舟の元に、華やかな雰囲気を纏った長身の男・能登敦朗が訪ねてくる。 二人は十年振りに再会する、幼馴染みだった。 十年前、地味で控えめな高校生だった舟は、自分とは対極の溌剌とした輝きを持つ敦朗に、焦がれるような想いを抱いていた。 しかし、親友ですらない、ただの幼馴染みであり続けることに耐えかね、大学受験を控えたある日、舟は敦朗と決別することを選んだ。 突然の来訪に戸惑い、何も変われていない自分への苛立ちを覚える舟の脳裏に、彼と重ねた、苦しくも甘美な日々の記憶が鮮明に蘇り――。 ◆


感想は読メからコピペしたものです。

舟視点で終始描かれているため
敦朗の心情がわかり難くいけど、推測はできるので、
読んでるうちに私のツボである傲慢俺様気質ながら
実は一途で健気な攻だとわかり引き込まれた。
特に高校受験や大学受験の件にはニヤリ。

敦朗の押しの弱さに焦れもしたけど
檜山によって明かされる過去のトラウマを知れば仕方ないかとも。

ただ終盤が駆け足になり
唐突なエピもあったりして少々残念。

あと、学生時代の敦朗の
女遊び、4ぴ、檜山との関係など
言い訳的なものでもいいから読みたかった。

ペーパーは敦朗視点が読めて嬉かった。
本編にも彼視点が欲しかったな。

そして、いつも通りHはほとんど斜め読みだったけど、
攻めがtkbで喘ぐのは美味しいね♪
(これには思わず心を捕まれてしっかり読んだというw)

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