キャラBDフェアで購入。
このフェアのために毎年、何冊かは新刊買うのを控えることがあります。
この本もそう。

フェア対象商品を絞ると新刊売れ行きに影響しますよ、出版社さん。
なんて書いてみる…(*≧m≦*)ププッ

で、この本の感想なんですが。
面白くないわけではないのですが、
タイトルと表紙絵から受ける期待(3ぴ萌え)が大きすぎたようで、
思ったより楽しさが感じられなかったという…。
だから、少々辛い感想です。。。

二本の赤い糸 著者:水原とほる イラスト:金ひかる
キャラ文庫 BL小説 2011年10月
★★★
二本の赤い糸 (キャラ文庫)/徳間書店
¥560
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
この赤い糸がもっともっと絡まり合って、解けなくなればいいのに――。平凡な会社員の一実には、人に言えない秘密がある。それは、高校時代の友人二人に抱かれ続けているということ。大学で研究を続ける理知的な英章と、傍若無人な大企業の御曹司・克彦。なぜ何の取り柄もない僕に執着するの…? 答えを得られないまま二人とのセックスに溺れる一実だけれど、とうとう終わりの時が迫り!? ◆

攻二人に受一人ってナギの萌えツボにド嵌まりのはずなのに
何故かインパクトに欠けた。

ネガで自己卑下な受けは苦手ではないし、
傲慢S攻めもインテリ言葉責めな攻めも大好物だし。

鍵のかかっていない檻から出ようとしない受けの心情も理解でき、
攻め2人の微妙なバランスの関係も面白いと思うんだけど…。

それなのに、これといって響いてくるものがなく、
たらたらと読了してしまった。
3人が出した結論には納得できたし、
そうなることを希望しながら読んでたから、
読後感は悪くなかったのですが。

水原さんだからもっとガツンと来るものを期待しすぎてしまったかしら?
ちょっと中途半端で物足りない印象でした。
いっそ攻め二人も絡ませてくれたら
もっと楽しめたのかもしれない。

イラスト、個人的にこの絵師さんが苦手だというのは置いといて(←)
攻め二人の髪の色が自分の中のキャライメージとズレてるので、
挿絵見てるとどっちがどっちかわからなくなったりしました。

克彦が黒髪で英章がトーン髪とかだったら
違和感なかったのになぁなんて思ったり。
勝手な印象ですね…スミマセン(^^ゞ

BDフェア小冊子にこの本の番外編が収録されてます。
感想はまた別記事であげます。

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