あぁぁ木下けい子さん、好きです～♪
三角関係＋αとう複雑なシチュですが
ドロドロはないどころか、
ピュアな心情が織りなす透明感のある空気で、
胸がキュンキュンきました。
まさに【木下けい子の世界】です！
ハードだったり、シリアスだったり
ダークだったり、濃厚だったり
面白かったり、笑いがいっぱいだったり
いろんなタイプのお話が好きですが
木下さんの優しいお話も大好きなのです。
ボクとオレのカワイイあのコ 著者：木下けい子
大洋図書ミリオンコミックス ＢＬコミック 2005年11月
★★★★
- ボクとオレのカワイイあの子 (ミリオンコミックス 70)/木下 けい子
- ￥630
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◆あらすじ
エリートサラリーマンの細川くんと大学院生の高木くんは、可愛い元同級生の合田くんをめぐる恋のライバル！ だけど、激ニブの合田くんはふたりと仲好しお友達気分。 ひとりは大切な幼馴染みで、もうひとりは大切な親友だから。 でも、恋とはある日、突然訪れるもので!? ◆
全部で5人の男が出てきます。
合田を中心にお話が進みます。
合田と細川は幼馴染。
高木は高校時代からの親友。
細川と高木は高校時代から合田を好きなのですが
合田本人はまったく気づいておらずｗｗｗ
細川と高木はお互いを恋敵と認識し
けん制しあいながらも
合田と3人でワイワイつるんでいた様子。
その合田が勤めていたデザイン会社が倒産し
貯金も使い果たし、
アパートも出て行かなければならなくなります。
『自分のところへ』とそれぞれが誘う細川と高木ですが
当の合田は大学時代の友人・志塚のところへお世話になるという。
そこへ押しかける細川と高木。
でも二人は気づいてしまいます。
合田の志塚に対する気持ちに。
もう一人、志塚の隣人・杉田もいます。
杉田のことを何かと気にかける志塚の姿に
合田の胸のうちは…。
こうして恋心の矢印がいくつも飛び交いながら
お話が進んでいきます。
登場人物たちの気持ちが伝わってきて
それぞれに切ないのです。
合田を挟んだ細川と高木に至っては
友情と恋愛の交錯する三角関係ですしね。
みんなの気持ちが純粋で熱い。
叶わなかった恋もあれば
成就する恋もある。
友情と恋愛で揺れる秤もあり。
それでも透明感を感じるのは
やはり木下さんの手腕ですよね。
Hシーンはないけれど
ＢＬの世界がたっぷり味わえます。
描き下ろしもクスクス笑えます。
ネタバレしない方がいいと思うので
名前は書きませんが
合田に選ばれた彼、頑張れ！
そして選ばれなかった彼にも
是非素敵な恋人がみつかりますように！
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