時系列では、前作の3ヵ月後になります。
今回は高城の双子の弟が登場してます。
絶対シリーズ、前作のレビュはコチラ
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好きこそ恋の絶対
君こそ僕の絶対 著者:いおかいつき イラスト:奈良千春
幻冬舎ルチル文庫 BL小説 2006年3月
★★★★
- 君こそ僕の絶対 (幻冬舎ルチル文庫)/いおか いつき
- ¥540
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◆あらすじ
白バイ隊から刑事になった諏訪内真二は、ある事件をきっかけに担当エリート検事・高城幹弥と恋人同士に。忙しいながら、相変わらず高城に夢中な真二だったが、ある日、刑事課を尋ねてきた弁護士に敵意に満ちた態度を取られ面食らう。その新米弁護士は、高城の双子の弟・優弥で、兄の恋人を見ようとやってきたのだ。何かと高城にも敵意を向ける優弥に、真二は……!? ◆
順調に交際してる真二と高城。
仕事が忙しくてなかなか会えない二人だから
会うとベタベタしてますw
もちろん会えない分だけ
心も身体も飢えてるから
会えばすぐにHに突入
いざコトに及ぼうと二人で服を脱ぎ始め
真二の方が早く全部脱いじゃったんだけど、
ベッドの上の高城はまだシャツを脱いでなくて、
その脱いでる手を止めて、真二の真ん中に注目してるんですw
既に、形が変わり始めてた真二は、恥ずかしくて
思わず隠してしまうんだけど。
『ええから、おいで』
と高城に呼ばれ、ベッドに上がり
デカイ身体でちんまりと正座する真二。
『礼儀正しい正座してんのに、
ここだけ勃ってんのがおもろいな』
と高城。
真二のその姿を想像すると笑えますよねw
なんかセリフだけ読むと
攻め受け逆転してそうな感じですが
高城は受けですよ~w
真二は前作から高城に夢中なんですが
高城も真二好き好き状態なんですよ。
性格が性格だから、ストレートには出しませんけどね。
どうやら、高城は親兄弟にカミングアウトしてしまった模様。
それで弟・優弥が真二に敵愾心むき出しで会いに来てるんです。
弟も美人さんのようです。
二卵性の双子なので、高城と同じ顔ではないんですけどね。
全てにおいて完璧である兄に
憧れと嫉妬を持っている優弥。
でも兄弟仲は悪くはないですよ。
喧嘩もするけど、ごくごく自然な感じ。
検事と刑事、どちらも性癖がバレるとまずい職種。
だから二人とも極秘でつきあっています。
でも、チラッとバレたりもしてますけどね。
そこは、真二の人柄の良さのおかげで
気付いた人も秘密にしてくれてます。
このお話、事件そのものは重要ではなく
あくまでも真二と高城の恋がメインです。
事件の捜査をしていく中で、人と人との関係性が
変化していきます。
検事である高城は刑事たちに煙たがられる存在だけど
真二という人間がその場にいることによって
ピリピリした空気を和らげて行く様子も書かれてて
読んでると気持ちが和んできます。
真二、ほんとにいいヤツです。
図体はでかいけど、性格がすごく可愛い攻めなのです~。
奈良さんの挿絵もたっぷりですよ~!
萌えシーンもHシーンもいっぱいあります♪
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